ニコチャン大王だがね!
『Dr.スランプ』に登場するエイリアン。ニコチャン星の出身である宇宙海賊。
緑色のニコチャン大王と、オレンジで眼鏡をかけたニコチャン家来のコンビ。
頭にお尻があり、その上に鼻がついているため、オナラをすると辛い。
大王の口癖は「だがや」「ちょーよ」など名古屋弁(尾張弁)。初登場時に「なんで宇宙人が名古屋弁なんですか?」「おみゃーは名古屋弁をバカにするのか!?」というやり取りがあった。
地球を征服しに現れたのだが、そこで捕獲したのが則巻アラレと則巻ガジラだったため、宇宙船を食べられてしまい、その後はペンギン村でずっとアルバイト生活だった。手乗り文鳥やたこ焼き芋の販売などで生計を立てようとしており、生活はかなり苦しかった模様。
その後、別の宇宙人から則巻千兵衛がもらった重力コントロール装置で作った試作宇宙船でやっとニコチャン星に帰還し、妻や子供と涙の再会を果たした。
その時ニコチャン星を支配していたコマッタチャン(画像の右側のキャラクター)をアラレに退治してもらったことで、ようやく平穏に暮らせるようになった。
その後は、アニメオリジナルエピソードや、原作だとメンバーが勢ぞろいする回でちょくちょく地球を訪れている。(アニメの平成版では、ワープ装置のせいでまた地球に逆戻りしている)
決してカワイイとは言えない容姿なのだが、その個性的すぎるキャラクター故に根強い人気を誇っており、宇宙人なのにペンギン村のマスコット扱いをされることもしばしば。
ニコチャン家来です
サングラスをかけたニコチャン大王の付き人。アホな大王に振り回される可哀想な人で、地球(チタマ)で涙ぐましい貧乏生活を大王と共に送る羽目になった。ペンギン村でも数少ない良識人であり、大王のツッコミどころ満載なボケに鋭いツッコミを入れ続けている。
宇宙船を手に入れて大王と一緒にニコチャン星に帰ることを心の支えにしている健気な家来である。