「この遺産を届ける事が、ボクの償い…」
CV:久野美咲
人物像
ドヴェルグ=ダインの遺産、ダインスレイフの欠片を伴いキャロル・マールス・ディーンハイムの下より逃走した錬金術師の少女。
キャロルの下で彼女の計画にその詳細を知らされないまま加担していた事を知り、世界の破壊を企てる彼女の下から逃走。キャロルの遣わした追っ手であるレイア・ダラーヒムからの逃避行の果てに立花響達と邂逅する。
内向的な性格の持ち主で、気弱でおどおどした言動をしがちだがその実心優しく、芯も強い。
必要となれば自らが危険に晒されるリスクを覚悟で時に思い切った行動をとる事があるなど大胆な一面を持ち、ダインスレイフの欠片をシンフォギア装者達の下に届ける事を「償い」とする事から責任感が強い一面をも垣間見せている。
キャロルと瓜二つの顔を持ち、フード付きの黒いローブという特徴的な出で立ちや、自らを「ボク」と称する一人称など、どこか浮世絵離れした印象を見る者に与えるが、彼女自身は人間ではなく人工的に創りだされたホムンクルスである。
しかし、人工生命たる彼女に性別は無く、彼女が扱える錬金術も役割に応じて脳にインストールされた限定的な物でしかない。
故に「廃棄物11号」を意味するエルフナインの名は、彼女の境遇を端的に表していると言える。