綿谷新、真島太一の友人。小学6年生の時に新と出会い、競技かるたの世界へ導かれる。後に都立瑞沢高校へ進学し競技かるた部を設立、キャプテンに就任する。
小学生編では短髪であまり女の子らしくはなかったが、高校生編では美人に成長。しかし、動いたり話したりすると台無しになることから、周囲から「無駄美人」と評されており、優征からは「天然かるたバカ」と言われている。
容姿端麗であるにも関わらず、高校に入るまで告白されたこともなく、恋愛面での話題に対する免疫が無い。好きな人は「原田先生」で、つきあうなら「かるたが強い人」がいいらしい。太一に片思いされているが、当の本人はそのことに気がついていなかった。
新と対決して敗れた太一を励ますため、彼の誕生日に「太一杯」を企画・開催する。その直後太一から告白されるが彼の気持ちを受け入れることができず、結果として太一がかるた部を退部する原因になってしまった。
彼が退部後は精神的なショックを引きずりかるた部の活動に集中できず、自ら休部を申し出る。その後は受験勉強に邁進する日々を送っていたが、太一の退部と千早の休部を人づてに知った新から「太一は必ず戻ってくるから、強くなってあいつを待とう」というメールを受け取り…
詠まれた札への驚異的な反応速度が物語るように、天性の聴力が武器(「感じ」が非常に良い)。また、かるたへの情熱も、強欲さと愛情を兼ね備えた上で人一倍強い。夢や目標も「高校団体戦で優勝」「クイーンを目指す」「卒業後も学校に来て後輩に教える」など、全てがかるた中心となっている。頭はあまり良くないらしく、駒野から学習指導を受けている。
自分の名前と同じである「ちはやふる〜」の札が一番好きで、得意札としている。府中白波会所属のA級選手。身長167cm(高校1年生時)、血液型B型。誕生日:6月1日。16歳→17歳。1年2組→2年9組。