概要
元々はラクシャータ・チャウラーらインド軍区の研究チームが、紅蓮弐式と同時期に開発した機体である(ただし、コックピットはブリタニアで採用されているタイプである)。
しかし、スペックのみを追求した結果として操縦性は極めて劣悪となり、テストパイロットを17人も死に追いやった事から、完成後もお蔵入りする事になった。
後にインド軍区の中華連邦に味方する勢力から、中華連邦軍へと引き渡され、黒の騎士団の討伐を目論む大宦官から黎星刻へ与えられた。
胸部には高出力ビーム兵器「天愕覇王荷電粒子重砲」を搭載し、紅蓮滑翔式の輻射波動砲弾にも匹敵する威力を誇る。因みに制作スタッフの間では「天子砲」と呼ばれていた。
両手首には伸縮自在のフーチ型のスラッシュハーケンを装備し、攻撃・捕縛に加えて電撃を流す事でパイロットと内部機材にダメージを与える他、ワイヤーの強度を利用し、高速回転させることで実弾をはじく防御兵器にもなる。
ランドスピナーはつま先と踵のブレードを繋げ、一種のローラーブレードとして地面を滑るかの様な移動を可能とする。