※pixiv内では『叶』タグの方が多く使われている。
プロフィール
身長 | 168cm |
---|---|
体重 | 57kg |
概要
『東京喰種:re』から登場するキャラクター。
月山家に仕える使用人で喰種。外見は中肉中背の美少年。18歳。
本名はフォン・ロゼヴァルト。日本名は「叶」
薔薇を常に持ち、胸ポケットに飾っている。
月山家御曹司である月山習を「習様」と呼び我が誇りとして心から慕っている。
喰種としてのプライドは高く人間を見下している。
月山を苦しめた原因であるカネキを死ぬほど憎んでおり、協力者である掘ちえも嫌っている。
出自は滅んだ喰種一族、ロゼヴァルト家の生き残りで億単位の資産を保有する。
ドイツ出身。口調にドイツ語が混じる。幼少の頃から日本語が堪能。
東京喰種:re
引き籠った月山の為にホリチエと手を組むも、人間の分際で月山に気に入られている彼女を『モルモット』『鼠畜生』と呼び(ホリチエは全く気にしていない様子)、決して友好的に振舞わなかった。
月山との関係は良好で、回想では二年前までは共に楽器を演奏していた描写がある。
そんな穏やかな日々を奪った彼を快く思っておらず、彼との対面したときは憎しみのあまり赫眼した。
月山の為に人間オークションに参加し、六月を落札しようとするもビッグマダムの参入により失敗。CCGの攻撃に紛れて六月を奪い去ろうと画策したが救出に現れた佐々木班によって再び失敗し、危うく討伐されかけるも松前の助太刀により難を逃れる。月山観母と三人でオークション会場を脱出した。
ロゼ編からは赫子による痕でロゼヴァルド一族の生き残りと特定されてしまい、掘から忠告を受ける。月山のカネキへの想いを彼女に諭されたことで改めて佐々木の写真を渡す。
彼の驚異的な回復を見てからは密かに補佐する側に回るも、自らアオギリの樹に接近し仕事を依頼する。また、少しずつであるが掘ちえの態度が軟化し始めた。
実は先代の孫(ロゼヴァルド家か月山家)にあたり、観母の温情によりロゼヴァルド家壊滅後に引き取られて使用人になった経緯がある。
幼少の頃に月山の言葉に救われてからは心酔し、強い思慕を抱くようになった。薔薇に固執するのは月山との思い出によるもの。
ちなみに髪型は月山の中・高校生時代と似ている。
赫子は鱗赫。蕾のような形状をしている。
月山への依存
月山への忠誠心や思慕は本物であるが、カナエ自身の価値観で月山に自分勝手な理想を押し付けている描写も見られる。
彼が人間を平等に接することを快く思っておらず、むしろ疎み掘ちえに笑顔を向ける月山にヒトごときに、向けて欲しくなかったと睨みつけていた。
そして月山にとって大切な存在であるカネキを理解せず、佐々木の私物を独断で返却しカネキの生存を知っているのにも関わらず隠蔽し続けた。
皮肉にもそれが月山を更に苦しめる結果となる。献身的だが独善的で、どこか危うい感情を月山に向けている。