特徴
全長の半分以上を占める首は76個の頚骨からなる。そのため柔軟性に富むが水中では抵抗がかかるため、曲げることはなかったと思われる。
暮らし
首を魚群に突っ込ませて捕食していたと考えられる他魚を獲りにきたであろう翼竜も腹から見付かっており、生存競争の厳しさを物語る。
胃石が発見されており、消化を助ける他浮力を調節するバラストの役割を果たしていたという説もある。
余談
発見したエドワード・ドリンカー・コープは誤って尾(当時、生物学関係やってる先生方でこんなに長い首を持つ生き物は知られなかったので)に頭骨をつけて復元してしまい、失敗を指摘(「その批判て妥当じゃね?」というわけでなくて、妥当な指摘を「非常に失礼な言い方で」やったそうで)したそれまでは仲の良かったオスニエル・チャールズ・マーシュと険悪な関係となる。
以後二人は所謂ボーンウォーズ(相手の化石掘りスタッフを勝手に使う、スパイ行為 ど突きあい、相手の発見した化石を壊す)を展開し、ブロントサウルスの命名問題にもつながる。
創作におけるエラスモサウルス
プレシオサウルス扱いである。あちらが一般名詞化している影響もあるだろうが、プレシオサウルスは全長4,5メートルであり、何故か10メートルを超える明らかに本種がモデルと思わしき首長竜やモチーフにされたキャラも何故かプレシオサウルスをもじった名前で出演して居る事が多々ある。
恐竜ファンタジー漫画、竜の国のユタでは海王国の軍勢が川を行軍中に王子の御旗である2匹の首長竜が現れ吉兆とされたが、これはプロパガンダらしい。