概要
妖怪百姫たんとは、株式会社KADOKAWA エンターブレイン ブランドが開発した
ボイス付き基本無料の妖怪憑依RPGである。
近頃100万DLを達成した。
ストーリー
これは、すこしむかし、
すこしちがうせかいの
あやかしたちのものがたり。
山に、川に、大地に、空に―――
森羅万象あまねく場所に、妖怪たちは、宿っていた。
だが、妖怪を滅ぼさんと現れた 謎の機械の軍勢「利器土(リキッド)」
少年は「猫又」と出会う
そして、妖怪とキズナを結ぶ旅がはじまる――――
(公式サイトより引用)
キャラクター
あるじ
主人公、つまりプレイヤーそのもの。物語りの冒頭でとある人物を蘇らせようとしたところ猫又を呼びだしてしまい、
以降、猫又と共に利器土達と戦うことになる。
立派な青年ではあるが童顔であり、一部の妖怪の話では意外と体つきはいいらしい。
基本真面目な性格であるが、所々スケベな面がある。
猫又をはじめ様々な妖怪から好感を持たれているが、真面目さが祟って逆に妖怪にいいようにされてしまうこともある。
猫又
(CV:日笠陽子)
火属性
天然で巨乳なメインヒロインの猫娘、あるじと共に全国を巡ることになる。鰹節が大好物。
なお、メインヒロインなのに彼女を手に入れるには特典等を除けばガチャを回すしかない、メインヒロインなのに…。
SRキャラであり、長らく昇華は2段階昇華のURどまりで、最高クラスの足の速さを誇る半面、攻撃力は控えめであった。
しかし、最近ついに最高レアのEXRまで昇華するようになり、大きなステータスアップを成し遂げ、その足の速さを存分に生かせるようになった。
また意外にも、三味線が得意である。その理由は本人のキズナ譚によって明かされる。
犬神
(CV:東山奈央)
土属性
少し後にあるじと共に行動するツンデレ貧乳の犬娘、お手をされるとついつい乗ってしまう。
ボイスは完全に英国帰りの戦艦娘だが気にしてはいけない。
あるじのことを何かと気遣ってくれるいい子。アイドルを目指しているが音痴であり、本人もそれを自覚している。
しかし、この作品で唯一キャラクターソングが出ているキャラでもあり、そこでは見事な歌唱力を披露してくれている。
なお、彼女も入手するには特典を除けばガチャを回す必要がある。(レアリティはSR)
河童
(CV:久保井美沙希)
木属性
さらに後にあるじと行動する男勝りな性格の妖怪。河童だけに活発で相撲が得意であり、そして犬神以上の貧乳である。
戦闘時は真っ先に利器土に立ち向かっていくあるじ一行きっての戦闘要員。
直情的で細かい事を考えるのは苦手であり、また恋愛に関しても奥手である。
こちらも入手するにはガチャを回す必要がある。(レアリティはSR)
かつてはURどまりだったが、現在は最高レアのEXRまで昇華する。
なお、水の妖怪であるはずなのに何故か水属性ではない、イメージカラーのせいだろうか?
戦闘システム
戦闘はラウンド制でこちらは妖怪を5体+フレンド1体+控え4体の計最大9体を引き連れて戦う。
「おまかせ攻撃」と「お好み攻撃」が存在し、おまかせは左から自動的に敵を、お好みは妖怪が攻撃する際に毎回ターゲットを指定して攻撃する。
「おまかせ攻撃」は放置していても勝手に戦闘は進むが、攻撃ターゲットの変更、妖術の使用等の介入をすることで、より効率の良い戦闘を行う事もできる。妖術ゲージも貯まりやすい。
「おこのみ攻撃」は画面をタップする必要はあるが、タイムラグがなくスピーディーに攻撃していくため、バフ等の特殊効果の継続時間中や巡行イベントのコンボ中の攻撃頻度が上がり、戦闘を有利に進められる。
本作の戦闘の最大の特徴として「憑依」というものがある。
憑依ゲージが貯まったり、やられてしまった妖怪は「憑依」が可能となり、他の妖怪へスライドすることで「憑依」することができる。
憑依された妖怪はステータスとレアリティが上昇し(別の妖怪に変化することもある)、より強力な攻撃や妖術を使うことができるようになる。反面、パーティの数が減少するデメリットがあるため、適当に憑依しているだけではかえって戦闘が不利になる諸刃の剣である。
妖怪について
属性
妖怪達には「火」「木」「水」「金」「土」という5つの属性があり、それぞれ
火→木→水→火…
金→土→金…
と有利に働くようになっている。バトルではこの補正が主に有利不利に作用してくる。
単一属性パーティの利点は属性対象のバフ持ち妖怪や同一属性の数が多いほど威力が上がる妖術持ちを組み込むことができる点である。しかし、逆に苦手属性相手だと戦闘が長引いたり大きな被害を被ってしまう。
種族
妖怪たちには属性の他に種族も割り当てられている。
「人妖」「幽鬼」「妖獣」「付喪」「神」「英雄」「特殊」の7種族がある。
種族パーティは相手属性に左右されないものの、種族を対象としたバフ妖術が現状ないため、パーティメンバーをかなり選ぶことになる。
おまけに、「神」「英雄」種族は高レアリティのキャラクターが多く、揃えるのが難しい。
そして「英雄」種族は現在数がとても少ないため、5体揃えることすら難しいだろう。
なお、特殊はレベルアップ妖怪の「豆腐小僧」や昇華素材等の妖怪が当てはまる(山彦は神扱いである)。
合魂
いわゆる他のゲームでいう「合成」である。
同じ妖怪を合魂するか「山彦・木」を使うことでと「煩ノウ」というステータス補正がかかっていく。同じ妖怪で+10、R山彦・木で+5、N山彦・木で+1である。
煩ノウは108で打ち止めとなり、最大まで上げれば低レアリティの妖怪でも高難易度クエストに通用するようになっていく。
また、同じ妖怪で合成するか、「山彦・火」を使うことで妖術のレベルを上げることができる。
妖術レベルを最大まで上げて更にレベルが上がると「妖術有頂天」となり、妖術の威力アップ等の恩恵を受けられ、非常に強力な妖術となる。
ただし、妖術レベルの上昇は完全に運任せであり、山彦・火を使っても上がるとは限らず、今のところは趣味の範囲である。
お祓い
他のゲームで言う売却であるが、このゲームはお祓い時にそれぞれお祓いボイスを聞くことができる。
明るく別れる妖怪、別れを悲しむ妖怪、はたまたあまりの扱いに怒りだす妖怪等様々な反応を見ることができる。
キズナ譚
妖怪にはそれぞれキズナゲージが設定されており、クエストをクリアすることでキズナ値が増えていく。キズナ値が満タンになることでその妖怪のキズナ譚が解放される。
キズナ譚はその妖怪をテーマにした小話であり、最後に妖怪のデレボイスと霊玉を1つ手に入れることができる。内容は真面目なものからギリギリな表現のもの、またあるじにとってバットエンドじみた話もある。
妖怪によってはキズナゲージが2本分あるものもあり、2段階昇華する妖怪がそれに当てはまる。また、ロックがかかったキズナゲージを持つ妖怪は覚醒昇華する妖怪であり、覚醒昇華することでその先のキズナゲージを貯めることができる。
ガチャ
霊玉を5個消費して行う通常のガチャの他に、ゲーム中に集められる5種類の「素材」を使った*素材ガチャ*ができる。
一部SR妖怪のレシピが公式から発表されている他、素材を大量に投入することで運が良ければ強力なSSR妖怪も召喚できる。
ただし、素材は某軍艦擬人化ゲーみたいに自動で増えず、探索で増やすかお使いかお祓いか化け猫に拾ってきてもらう等、能動的に集めに行かないと増えない。
また、通常ガチャも他のソーシャルゲームに比べてSR以上のキャラがガチャで出やすく、課金せずとも強キャラを入手しやすい。(通常でSRキャラは33%、SSRは7%で出現する)
11連ガチャではSR以上の率アップやイベント限定妖怪1体確定等の処置がされていることもある。
運が良ければ11体中の殆どがSR以上となることも。
余談
猫又等の一部のキャラクターは前身となるゲーム、GREEの「秘録 妖怪大戦争」からイラストが引用されている。(このゲームもKADOKAWAが提供していた)
だが、その前作のゲームとは比べ物にならない程に大幅にゲームシステムが変更・改良されており、ホーム画面等のデザイン面も賑やかになった。
関連イラスト
中には公式の絵師さんがイラストを掲載していることもある。