CV:関俊彦
人物像
立花響の父親。立花家の入り婿であり、旧姓は守崎。
かつては商社に務めるごく普通のサラリーマンであり、頼もしく、そして優しく家庭を支える良き父親であった。
しかし、娘である響が「ツヴァイウィング」のライブに於いてノイズの襲撃を受け、生き延びた事に始まるノイズ災害生存者への謂れ無きバッシングから、人生を狂わされる事になる。
当初こそノイズに被災したという不運に見舞われた娘の生存を喜んでいたが、ライブで命を落とした者の中には彼の務める会社の取引先の社長令嬢がおり、これが銃爪となって彼は社内プロジェクトから外され、社内で持て余されるように扱われた。
そしてプライドを引き裂かれた結果酒に溺れ、家庭内でも暴力を振るうようになり、ついには蒸発。仕事や家庭を放り出したまま、行方を眩ませた。
立花家から離れた後の彼は、紆余曲折の果てにつくばのコンビニでアルバイトとして働くが、アルカ・ノイズの驚異を目の当たりにして避難誘導を行うよう促されながらも、居合わせた青少年を置き去りにして我先にと逃げ出すような卑屈さを顕にするようになっていた。
そして、シンフォギアの装者となり、任務も兼ねてつくば入りしていた響とついに対面し、再び家庭に戻れるよう努力するが……。
余談
彼の名前である洸は、娘の名前と組み合わせると、『勇者ライディーン』の主人公の名前である、ひびき洸になる。
また、彼が初登場時に着用していたTシャツには、『REIDEE』という英語が書かれていたが、これも響の髪飾りを『N』の字に見立てると、組み合わせて『REIDEEN=ライディーン』と読めるようになる。
ライディーンには搭乗者の声を攻撃力に変換する、ゴッドボイスという武器があり、ある意味で響達の大先輩であると言える。