概要
2014年11月7日に幻冬舎より出版された百田尚樹による、やしきたかじんの最後の配偶者・家舗さくら視点によるたかじんを巡るノンフィクション小説。
のはずだった。
実態
実際のところは叩けばいくらでも埃が出てくる家舗さくらの一方的な視点で家舗さくらに都合のいいことばかり述べているだけで、さらにはさくらにとっての敵対者であるたかじんの前妻やその娘など家族や関係者を誹謗中傷するという、、ノンフィクションとは程遠い代物。
家舗さくらはたかじん死後の遺産を巡る争い等で自身の立場を有利にするために百田尚樹や幻冬舎にこの話を売り込み、幻冬舎や百田尚樹は一部で大人気の芸能人のネタを使ってのカネ儲け目当てでこの作品を手掛け、百田はその影響力でテレビや雑誌など多くのメディアで宣伝をぶち上げたが、皮肉にも多方面から反発を食らうこととなった。
常日頃、問題発言を繰り返してはtwitterが炎上したり批判を受けている百田だったが、作品の内容が原因で炎上したのはこれが初めて。
普通ならば作家としてどころか人として信用を失うレベルの不祥事だが、百田尚樹は安倍晋三やバーニングプロという後ろ盾がおり、さらには出版不況化でありながら確実にヒット作を出すベストセラー作家であるために出版社からは表立って攻撃されることなく、それどころか百田擁護記事まで出てくるというレベルで、いまだ理不尽なレベルで安泰である。