武者頑駄無
むしゃがんだむ
プラモ狂四郎の武者ガンダム
模型秘伝帳・木ノ巻の継承者である茂合岩男に敗れた狂四郎が、再戦のために制作したガンダム。
狂四郎曰く「妖怪退治にうってつけのガンダム」。
茂合が制作したのは「竜」で、シミュレーションはおばばの魔術で行うという奇想天外な展開となった。
シミュレーションでは竜の巻き付き攻撃や、竜の中身である無敵球(木製の球)の乱れ撃ちを受けてもビクともしなかったが、これは手足が消しゴムモデル、ボディがバスマット用の硬化スポンジで作られているためであった。
というかこんなの小学生が作れるわきゃねーだろ、というレベルである。
油すまし呼ばわりされて怒り狂った茂合の無敵球に内蔵された刃によって切り刻まれるが、軽すぎるボディに対してコクピットブロックを鉄球で作ってバランスを取っていたのである。
球体同士の対決となり、茂合の無敵球に追いつめられるがやはり木製、鉄球にかすった摩擦熱で火が付いてしまい決着がつくこととなった。
「ガンダム無双」での武者頑駄無
PS2・PS3向けゲーム「ガンダム無双」において、カトキハジメ氏によってデザインされた武者頑駄無(ゲーム中での表記は「武者ガンダム」、ガンプラなどの商品名は「真武者頑駄無」)が登場している。
真武者頑駄無の性能は以下の通りである。
全高:60尺(約18.18m)
重量:1600貫(約6t)
武装:太刀「日輪丸」
槍「散光丸」
薙刀「電光丸」(電磁刀、頑駄無剣、電磁槍、電磁薙刀)
火砲 種子島(種子島雷振)
乗員:0~1人
CV:大友龍三郎(『ガンダム無双』のみ)
『ガンダム無双』のゲームシステムに最も沿った機体のためか、性能はゲーム中最強クラスで、広範囲・高火力の攻撃を多数持ち、さらに全機体中唯一ガード不可能なSP攻撃を持つ。
「ガンダム無双」ではおもにボスとして登場。パイロットがいないにもかかわらず戦闘を行う謎の機体として登場する。後発のPS2版においては専用のストーリーミッションが用意された。
「ガンダム無双2」では、使用機体の増加に伴い、本機も通常のプレイアブル機体扱いとして参戦した。専用のパイロットなどはおらず、自分の好きなキャラを乗せられる。
ミッション中に時々敵として出現する。倒してクリアするとパーツが手に入り、パーツをすべて獲得、かつ乗せたいキャラにライセンスを獲得させると使用可能になる。
また、ロランのストーリーミッションではギム・ギンガナムが搭乗して敵として出現する。
「ガンダム無双3」では、特定のチャレンジミッションをクリアで使用可能になるが、本作での隠し機体が騎士ガンダムであるためか、初回限定版に同梱されるプロダクトコードを入力すると武者ガンダムMk-Ⅱとともに最初から使用可能となるサービスが行われた。