概要
CV:日高里菜
ゴールドサァドの一員で、ラステイションの女子校に通う少女。アフィモウジャスの世界改変によってラステイションの統治者となる。
ラステイションに指名手配されていたノワールを寮の部屋に匿い、彼女と友だちになる。
普段はおとなしい性格でかわいらしい敬語口調で話す、見た目通り華凜な女の子だが、一度銃を手に取れば一転して寡黙で冷徹な戦士と化す。
武器は二丁拳銃やロケットランチャーで、ゴールドモード時は左目に眼帯を付け、レールガンにホーミングレーザー、ミサイルを備えたバックパックを装備する。
ノワールに対して彼女の真っすぐな性格や優しさに好意を抱くようになり、「自分のそばにいて欲しい、もっと自分を知ってもらいたい」と願うようになる。
一方でユニに対しては当初は銃器に関して意気投合していたものの、妹でいつもそばにいるために(暗黒星くろめの介入もあって)次第に嫉妬や憎悪の感情を向けるようになり、ついにはこの手で殺そうとしてしまう。ノワールとの一騎打ちの末二人に謝罪し、自らの秘密を打ち明ける。
秘密
実はかつて彼女は物心付いたときから傭兵組織に入っていたが、何時しか普通の生活に憧れるようになり、組織が教会に潰されたのを機に普通の学生となった経緯を持つ。
しかし、ある日黄金の力を手にしてゴールドサァドとなってから彼女の世界は一変してしまう。
上述の通りラステイションの統治者となったものの、元傭兵とはいえ女学生である彼女にはノワールのように国を治めるだけの力は無く、普通の日常を手放したくなかったこともあって世間では行方不明という形にし、国の運営は教会に任せていた。
だが、その結果組織の残党が教会を乗っ取り、ノワールが狙われた挙句他国への戦争が始まろうとする事態となってしまう。更に言うとケーシャはノワールの暗殺を依頼されていたが、それを果たすことは出来なかった。
事情を知ったノワールとユニは黄金の頂を破壊しようとする組織の女と交戦するが、対女神用のウイルスを含むガスをユニがノワールを庇って吸ってしまい、瀕死に陥ってしまう。
駆けつけたケーシャはウイルスを取り込んでいた自分の血液で血清を作りユニを救うが、暗黒星くろめに嫉妬心を付け込まれて暴走してしまう。
「ユニを殺せば自分を仇としてずっと見てくれる」という狂気に取りつかれ、銃を片手に「ずっとずっとずっとずっとずっとずっと……」と連呼するケーシャの姿は本作でも最も恐ろしいシーンであろう。
最後はノワールとユニによって正気に戻り、贖罪として自分のゴールドクリスタルを破壊した。その後はユニとも友だちとなる約束を交わし、描写はないものの傭兵組織を自らの手で壊滅させ、戦争の勃発を食い止めたようだ。
トゥルーエンドでは(元傭兵組織の一員だったためか)執行猶予付きながらも学園生活を続けているようだが、アフィモウジャスに自分とノワールが恋人同士であると記事に書かせようとしており、ノワールの新たな悩みの種になっている。