概要
朝潮型の九、十番艦の霰、霞と、陽炎型の一、二番艦の陽炎、不知火で構成されていた駆逐隊。 真珠湾攻撃の際には秋雲が指揮下におり、志摩艦隊編成時には吹雪型駆逐艦七番艦の薄雲が在籍していた。
史実
第一、第二水雷戦隊において、阿武隈、神通の指揮下でいわばエリート駆逐艦として緒戦の作戦に従事していた。
が、キスカ湾での停泊中に司令の判断とは裏腹に霧が晴れたことにより、米潜水艦グロウラーにより霞と不知火が大破、霰が撃沈されるという事態が起き、一八駆逐隊は解隊。 陽炎は他の駆逐隊へ転属される。
この際、駆逐隊司令がこの判断ミスを責められ、自決を図った。 この件については長らく、「霞座乗の駆逐隊司令が自決で亡くなった」と思われていたが、資料の整理により「不知火座乗の駆逐隊司令が自決を図ったものの一命をとりとめ、内地で終戦を迎え天寿を全うした」ことがわかっている。
復帰した霞は、朝雲、白雲、薄雲で編成される第九駆逐隊に編入されるも、朝雲が秋雲、風雲の第十駆逐隊へ転出、そしてその後、不知火が編入される。
そして、白雲の喪失により、第一八駆逐隊が霞、不知火、薄雲の三隻で再結成されることとなる。
尚、この薄雲は触雷のため、長期間ドックにおり、吹雪型であるにもかかわらず川内率いる三水戦としての作戦行動に参加することはなく、キスカ島撤退や志摩艦隊所属など、第一水雷戦隊の色が強い。
不知火の没後、一八駆は解隊され、霞は第七駆逐隊に編入される。
艦隊これくしょんにおいて
オリジナルの四人での編成任務、モーレイ海出撃任務が存在する。
また、小説「陽炎、抜錨します!」においては陽炎と霰が主役、霞と不知火が脇役として登場している。
水雷戦隊クロニクルにおいては最強の駆逐隊として登場しており、今後の活躍に期待が集まる。
二次創作において神通の部下として描写される代表格、と言えるかもしれない(要調査)。
関連項目
しらすみ:不知火と霞のカップリングタグ
かげぬい:陽炎と不知火のカップリングタグ