ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場するキャラクター、不知火と霞の組み合わせを描いたイラストや小説に付けられるタグであり、用いられる略称。
史実での繋がりが深い、いわゆる史実カップリングである。
不知火と霞の関係
・両名共に浦賀船渠での竣工。
・太平洋戦争開戦後、二人は第十八駆逐隊に配属され共に行動する。
・第十八駆逐隊は一度解散の目に遭っているが後に再会する。
・再会時は既に僚艦の陽炎と霰が沈んだ後で、元の十八駆は既に二人ぼっちとなっている。
年代 | 霞と不知火の出来事 |
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1939/06/28 | 霞:浦賀船渠にて竣工。第十八駆逐隊に編入 |
1939/12/20 | 不知火:浦賀船渠にて竣工。第十八駆逐隊に編入 |
(1939/11/15) | 第二水雷戦隊(旗艦:神通)に所属 |
(1939/12/05~1940/10/14) | (この間、神通艦長はショーフクこと木村昌福だったりする) |
1941/12/08 | 第一水雷戦隊(旗艦:阿武隈)に所属。第十七駆逐隊と共に機動部隊の護衛艦として真珠湾攻撃に参加 |
1942/01~1942/04 | 所属そのまま機動部隊の護衛艦としてポートモレスビー、ジャワ島方面、インド洋、マレー方面作戦等に参加 |
1942/05/28~1942/06/05 | 第二水雷戦隊(旗艦:神通)に所属。ミッドウェー作戦に攻略部隊の護衛隊として参加 |
1942/06/28 | キスカ島に千代田、あるぜんちな丸を護送。潜水艦グロウラーの攻撃を受け霞・不知火ともに大破。霰沈没、第十八駆逐隊解隊 |
修理・分離期間 | 霞は先に修理完了し第十一水雷戦隊に2ヶ月ほど所属の後、第九駆逐隊に編入。陽炎が沈没し元第十八駆逐隊は霞・不知火のみに |
1944/03/31~1944/06 | 第九駆逐隊が不知火を編入して第十八駆逐隊と改名される。霞・不知火は再び第一水雷戦隊(旗艦:阿武隈)のもと第十八駆逐隊に所属し千島方面にて船団護衛任務。駆逐隊司令は不知火 |
1944/07/07 | 新生第十八駆逐隊が霞・不知火の二隻だけになる |
1944/08 | 木曾・多摩・霞・不知火の四隻で父島輸送任務 |
1944/10/15~1944/10/17 | 台湾沖航空戦後の追撃に参加 |
1944/10/25 | スリガオ海峡に突入。撤退。霞が一水戦旗艦となる(第十八駆逐隊司令は不知火のまま) |
1944/10/26 | 鬼怒救援要請。第十八駆逐隊司令自ら不知火での救助を進言。不知火が救援に向かう |
二人の史実の結末
「味方の救援・捜索に向かった不知火が、霞を置いて沈んでしまう」
・・・と言う何とも苦い結末。
残された霞は戦い続け、坊ノ岬沖で沈む事になる。
霞改二において
2015年初めのアップデートにおいて実装された霞改二の胸に赤いリボンが追加された。
不知火とおそろいであり、他にも萩風と阿武隈改二が同様のリボンをつけている。
共通点としては、コニシ氏が担当した浦賀船渠生まれの艦ということだろうか。
ちなみに改二乙では外してしまう。(そして艦隊司令部施設が積めなくなる)
公式書籍において
余談ではあるが、電撃マオウ2015年10月号~11月号の『止まり木の鎮守府』にて、それぞれ別々の鎮守府に所属していた二人の濃密な再会が描かれている。
史実を踏まえた二人の絡みが見たいという方には、ぜひともおすすめしたい回である。
その他、18駆はメディアミックスではよく出るため、同じコマにいるだけでも幸せになれるタイプの人は公式出版物をチェックすることをお勧めする。
最後に
記事を読んで、改めて興味を持った方はどうぞ!