概要
『艦これ』では絵師・能力ともしっかり分けられている古鷹型と青葉型だが、もともと青葉と衣笠は古鷹型3・4番艦として起工したものを建造中に設計変更した準同型艦で、後に近代化改装の際に古鷹・加古も青葉・衣笠とほぼ同内容の装備となったため、開戦時は実質的に同型艦だった。
このため、このタグがつくイラストはたいていが“四姉妹”として描かれているようである。(しかし建造に関して竣工順から就役順に至るまで常に順番が入れ替わっていたせいか、「誰が姉で誰が妹で」という明確な括りが見受けられないのもこのグループの特徴である。)
偶然の一致の産物かそれとも意図したのかは不明だが、絵師が違うにもかかわらず“プレーンなセーラー服に、腕に装着する甲板型艤装”である。正式に同型艦の高雄型の高雄・愛宕と摩耶・鳥海よりも落差は少ない。それと、青葉のHトップ式の煙突であるがこの煙突は前煙突に這わせる形で付いていた厨房の煙突である。
また、第一次ソロモン海戦帰路での加古の轟沈、サボ島沖海戦における青葉をかばうような形での古鷹の轟沈と、殿を務めて大暴れをした衣笠、そして化け物のごときしぶとさと悪運を見せ付けた青葉など、逸話についても事欠かない。
なお、古鷹の名の由来となった古鷹山は、青葉が大破着底した呉軍港のそばにある。(余談だが、青葉と衣笠の名の由来になった青葉山と衣笠山はそれぞれ舞鶴、横須賀に存在しているため、加古以外の三人の名は全て鎮守府近隣の山の名前が由来となっている事になる)
ちなみに、ここに「鳥海」と「天龍」を加えると(鳥海改二を使用した任務では「夕張」も)『三川艦隊』となる。
またゲーム中では川内型の改二に並ばれる低い耐久性が逆に有利になる。これは砲撃戦システムに、あまりに高威力の砲撃を食らった時に低耐久の艦が一発大破しない設定がある(俗称「中破ストッパー」)のだが、重巡で改の時点でこの恩恵を受けられるのは第六戦隊の4隻のみ。ただしLv55で改二になってしまう衣笠では恩恵がほとんどないともされているが……
後に続く重巡四姉妹2組(妙高型、高雄型)も長女が一番常識人であるが、妙高型は羽黒、高雄型は鳥海と末っ子が良識人なのに対して、居眠り癖に軽度の厨二病の加古・パパラッチの青葉・肉食系の衣笠と妹は全員クセモノ。真面目だが自己アピールの薄い古鷹の胃がマッハな事態に。
ちなみに軽巡洋艦には胃がマッハな末っ子と胃がマッハな次女という胃薬仲間がいる。
ただし、上記2人が割と真面目な性格のため解りづらいが、限度を知らぬ真ん中二人に対して、衣笠は最低限のTPOをわきまえる程度には常識人に扱われることが多い。
考えようによっては一番場の空気に合わせて動けるデキる女なのかもしれない。
関連タグ
ソロモンの狼 この異名は第六戦隊を指すという説が存在する