図鑑データ
「こんにちは。高雄です。貴方のような素敵な提督で良かったわ。」
概要、出撃いたします!
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する艦娘の一人。
高雄型重巡洋艦4姉妹の長女であり、重巡洋艦娘の中でも次女の愛宕と並んで最高峰の戦闘力を有している(詳しい性能は後述)。
高雄型4姉妹を必要とする任務が2つ存在する為、手元に置いている提督も多いのではないだろうか。
ちなみに、バンダイの『アーマーガールズプロジェクト』シリーズとして愛宕共々アクションフィギュア化されている。価格は税込9180円。ウェブ限定商品であり、一般発売はされていない。
モデルになった重巡洋艦については「高雄(重巡洋艦)」を参照のこと。
提督、私の容姿、見てくれましたか?
服装は姉妹艦愛宕と同様に白いシャツの上から青を基調としたキャビンアテンダントのような制服を着用し、胸元にはふちの部分に装飾が施された白いスカーフを身に着け、手には白襟に黒の手袋をはめている。頭に青い丸帽子を乗せている点も愛宕と同様。
スカートはスリットの入った短いタイトスカートに見えるが、スリットが根本(腰くらい)まで入っているので、スカートとしてちゃんと機能しているかは不明である。
脚には水上偵察機の装飾がついたガーター付きのニーソックスを着用し、絶対領域が眩しい。
利根型重巡洋艦の筑摩や駆逐艦の島風のように、一見はいてないように見えるが、無論そのようなことはない。
靴は赤のパンプスで、外側面から上に向かって舵と思しきブレードのようなパーツが伸びている。
また、妹・愛宕と並んでとある部分が重武装であり、その重装備をアピールしているイラストも多く(参照:高雄姉妹)、愛宕との共通点も多いが、細部に違いが見られる。
その為か、pixivでは、そのグラマラスな容姿から妹の愛宕と共に人気が高く、愛宕同様イラストのR-18率は高い。
更に腰の艤装と服装の所為もあり、ぽっちゃり体型として描かれる事もある、不快感を示すファンもいるのことに注意。というよりも、近年のゲーム外での雑誌やアニメ『蒼き鋼のアルペジオ』のエンドカードに於ける、みことあけみ氏描き下ろしイラストの高雄は、ぽっちゃりとは程遠いくらいにウエストがくびれており、抜群のスタイルとして描かれている。
艤装も愛宕同様に連続した煙突をイメージしたアームで腹部を両側からホールドし、腰の基部ユニットから体の両側を囲うように湾曲した赤い装甲ユニット(バルジ?)が伸び、基部に1基、装甲ユニット後部にそれぞれ一基づつの計3基の連装砲が装備されている。
この装甲ユニットは基部との接続部分がアーム上に可変できるようで、ある程度開いたり閉じたりして防御にも使えそうな事が前述のAGPシリーズのフィギュアから見て取れる。
また、装甲ユニットの両側に配された連装砲は装甲をレールに見立てて沿うような形で移動可能であり、『艦隊これくしょん-艦これ-side:金剛』や『艦これアーケード』では砲撃時に体の側面まで移動させた後、砲身を前方に回転させて向け、砲撃している描写がある。ただし背後の一基は他の2基が邪魔で動けないため、用途は不明。『艦これアーケード』では構わず直上に向かって砲撃している。
フィギュアなどの立体化に恵まれており、上記のAGPシリーズはもちろん、グッドスマイルカンパニーからは重兵装と軽兵装を抑えた大変クオリティの高いものもある。しかもこれについては元絵であるみことあけみ氏の書き下ろしイラストが、高雄の胸が大き過ぎて服の胸部部分がはち切れんばかりに開いてしまいそうになり、少し肌が見えるなど大変際どいものになっている。
戦闘に使用できるかは不明だが、ゲーム中のイラストでは艦橋を模した装備をハンドバッグのように右肩に提げているのが確認出来る。ただし、あまりに存在感が無いせいか二次創作などではよく忘れられている。
性格に続いてくださ~~い!
大人しく真面目で朗らかな女性であり、そこに妙高に「いつも元気」と言われるように精力的で溌剌とした所を併せ持つエネルギッシュな性格。バリバリのキャリアウーマンといったところか。
新入りの艦娘が着任すると「新しい仲間です。温かく迎えましょう」と嬉しそうに述べ、自身が入渠する際には「あの子達を、ここで見守りましょう」と発言している等、後輩に対しても面倒見が良く、優しく丁寧に接している。
TVアニメ版艦これの第11話では、主人公の吹雪が先輩として世話になり慕っている艦娘として、赤城や利根と共に高雄の名前を挙げているなど、後輩との関係は良好な模様。
正月の大掃除の際は自ら率先して妹たちをまとめ事に当たろうとするなど、リーダーシップも発揮もする。
水着は夏が来る度新しく新調しようとするなどファッションにも気を使っている様子。
一方で生真面目が故に口うるさく少し神経質な面もあり、そういった面は遠慮のない妹の愛宕に対して発揮される。これに関しては愛宕も「カルシウム不足」と冗談めかした揶揄をしており、直後にそれを聞いていた高雄に小突かれている。
ただし、そんな内勤的なイメージのある彼女だが、戦闘時には普段と打って変わって攻撃的で高飛車な面があらわとなり、「馬鹿め…と言って差し上げますわ!」(攻撃時。詳しくは後述)や「大人しくなさい!!」(夜戦突入時)****「何よ…それで勝ったつもり?」(中・大破時)等と、敵の攻撃にも怯まず立ち向かう勇猛果敢で負けん気の強い一面を覗かせる。
また季節ボイスでは自身の体型を気にしているかのような乙女な様子が度々有り、まるで自分に言い聞かせるように「食欲の秋」に気をつけるように姉妹に訓示したり、提督の前で水着姿を披露しようとでもしていたのか、ダイエットに励もうとするなどの場面があった。
誰に対しても優しく、しかし時には厳しく律することもある、理想の上司的なキャラクターと言えよう。
それとは別に生真面目な自分をつまらないと意識している部分もあるらしく、梅雨ボイスでは戦闘時の決め台詞である「馬鹿め…と言って差し上げますわ!」をもじった「まさに梅雨! と言って差し上げますわ!」というセルフパロディを披露したのだが、直後に滑ってしまった空気を察して「ゴ、ゴメンナサイ・・」と小声で謝りながら消沈していってしまうコミカルな様子も見受けられるなど、彼女なりに今の自分の性格に思うところがあるようだ。
ちなみに鳥海とお弁当を作るなど、家事などは出来る様子。あと公式イラスト集『提督の冬休み』ではアルコールに弱い旨が描かれており、酔い潰れた所を愛宕に介抱されていた。
艦娘間の関係では姉妹の「愛宕」「摩耶」「鳥海」と仲が良く、特に愛宕とはお互いに遠慮しない間柄で、「優等生な高雄」と「自由奔放な愛宕」で凸凹コンビを組んでいる事が多く、上記のように愛宕が高雄をフォローすることや不真面目な愛宕を高雄が叱ることもあるなど、互いを信頼している。
また姉妹以外では妙高型の長女である妙高と交友がある。ちなみに彼女とは太平洋戦争終戦時に同じ港で終戦を見届けた仲でもある。
妙高と共に新しい水着を新調に行こうと誘うなど仲の良さが垣間見え、 節分の際妙高が鬼役を務めようとした際、「やめた方が・・・」と気を使うセリフも存在する。
水上機母艦である瑞穂とも縁があり交流している。
これは史実において、敵の攻撃に被弾し沈みゆく瑞穂の乗組員を、高雄が妹の摩耶と共に救出し、奇跡的に死者がほとんど出なかったという過去があるためであり、瑞穂改の時報にて高雄たちに感謝の言葉をかけるセリフがある。
提督との関係も良好…というより、出会ってすぐに「貴方のような素敵な提督で良かったわ」と発言しているあたり、提督との関係は最初から好感度MAXである。
クリックには少々戸惑っているものの拒絶はせず、MVP時には嬉々として「私の活躍、見てくれましたか?」と提督に訊き、ホワイトデーでのお返しでは感極まって泣いてしまうなど、提督LOVE勢の一人という説もある。
一方で提督に対しては、普段妹達と他愛なく接している時や戦闘中の様子よりも温厚で大人しく振る舞っていることから、提督に気に入ってもらえるために多少猫をかぶっている疑惑が有る(但し、妙高等の姉妹以外の艦娘に対しては提督同様に丁寧に接しているので、単に彼女は妹達との間には遠慮をする必要が無い程の信頼関係を築いているだけともとれる)。
ちなみに何故か霧島でも金剛型でもないのに『宇宙戦艦ヤマト』ネタ。
これは史実の太平洋戦争にて艦橋のあまりの居住性の悪さにキレた参謀長が、乗船していた鳥海から「高雄の艦長バカ」と隊内無線で発信したというエピソードがあり、これにヤマトの沖田十三の名台詞「バカメ、と言ってやれ」をかけたものと思われる。(更に言うならば、沖田のこの台詞は第二次世界大戦期に米陸軍の空挺師団長アンソニー・マコーリフが降伏勧告を行ったドイツ軍に対し、"Nuts!:バカめ!"と吐き捨てた事が由来とされている)
この性能、提督のおかげですね
ゲームにおける性能は、2015年10月現在において未だ改二が実装されていないにもかかわらず高水準で隙の無い数値。姉妹艦の愛宕も高雄と全く同じ能力値である。
実装当初は重巡最強格であったが、最近は、重巡全体の上方修正アップデートや妙高型の改二の実装により、最強の座を譲る事となってしまった。
しかし、それでもなお、重巡としてはバランスの取れたステータスであることに変わりはなく(特に改二重巡は総じて燃費や弾薬消費量が悪化しており、彼女を下回るのは古鷹型改二と衣笠改二ぐらい)、十分にその活躍が期待できる。
そもそも、現時点で「改」までしか実装されていない彼女を、改二実装済みの重巡勢と比べる事自体が酷な話ではあるのだが。
ちなみに史実の太平洋戦争末期には損傷した艦尾を切断し、辛うじて水に浮かんでいる状態ながら、存命のまま終戦を迎えた数少ない重巡洋艦であった。
しかし、戦没を免れた艦にしては運の値が低めで、大破着底した青葉と比較すると平均値の「10」しかない。
これは、戦後イギリス海軍に賠償艦として接収されるも規格が英国艦と大きく異っていた事が災いし、イギリス海軍に「必要無し」と断じられてマラッカ海峡にて海没処分されたという不運な史実に由来するのかもしれない(このあたりは飢えた狼も参照)。
「(金剛を見て)もしかしたら私もあんな感じになっていた可能性があるのかしらって…」
(公式4コマ31話より)
その他
‥そんなことを言っていたら、元ネタがあの怪獣王と砲火を交える事になってしまった。
それにしてもこのたかおん、かわいい♪
関連イラスト…と言って差し上げますわ!
なにか…関連タグが来ていますね
高雄(無印)