概要
妙高型1番艦妙高と高雄型1番艦の高雄による重巡洋艦カップリングタグ。
一見からすると構造や排水量も違う二人だが、史実におけるとある共通点が元になってこのカップルは誕生した。
それは、二人とも三人の妹を全て失っていること。
片や海戦史上最大の戦いで妹全員を一度に失い、片やその戦いは妹ともども無事に乗り切ったもののその後の末期戦の中で一人また一人と失っていったという組み合わせである。
pixivにおいてこのカップリングが描かれることは少ないものの、一部の艦これファンでは後述の事情も含めて「互いに妹を全て失った二人の傷を舐めあう南海のレズセックス」のイメージで語られることも。
史実での関係
上述の繋がり以外にも、この二隻は横須賀海軍工廠の同じ船台で続けて建造されたという縁がある。
またレイテ沖海戦で共に損傷して航行困難となった両者はその後シンガポールに回航され、セレター軍港付近で防空艦として終戦まで空を睨んでいた。この当時は二隻とも敵機から隠れるために対空迷彩を施され、高雄は切断された艦尾を椰子の葉で覆って出撃可能な状態に見せかけていたという。なお、この間の一時期(1945年1月15日~3月21日)高雄艦長だった小野田捨次郎大佐が妙高の艦長を兼任している。
終戦後は両艦とも人員宿泊や他艦船との通信・修理母艦として活用された。その後は進駐してきたイギリス軍に接収され、妙高は7月8日に、高雄は10月26日に同じマラッカ海峡で海没処分された。
関連イラスト
関連タグ
神風(艦隊これくしょん):内地から単身彼女らの元に駆けつけ、終戦まで行動を共にした旧型の駆逐艦。彼女らと同じくネームシップである、姉妹艦のほとんどを喪っているなど共通点が多く、未実装の頃からファンの間ではしばしば名前が挙げられる。