概要
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する、正規空母「瑞鶴」と同じく正規空母「加賀」のコンビ・カップリングを表すタグ。
ゲーム中の台詞
五航戦に対して一緒にされたくないような加賀のセリフ「五航戦の子なんかと一緒にしないで。」は五航戦disと捉えられ、一時は物議を醸した。
しかし後に追加された時報では五航戦を認めていたり、「あの子達では無理でしょう。私達が出ないと。」「そう。あの子達もなかなかやるのね。」と言ったり、2014年夏イベ時限定放置ボイスでは五航戦に対し好意があるように振舞ったり、「五航戦･･･、あなたたちも練度をあげているというの？ そう、良いでしょう。見せていただきます、実戦で。」などと述べている。
裏を返せば、五航戦を意識していることの表れかもしれない。
一方、何かと前向きで負けず嫌いな瑞鶴が先述のセリフを言われようものなら、「何を！？」とムキになって加賀に噛み付くかもしれないが、ゲーム内において、瑞鶴が加賀に対して直接言及することは一切無いため、瑞鶴が加賀をどう思っているのかは謎であり、特段に敵対心は抱いていない可能性すらある。
唯一瑞鶴の正月ボイスは加賀の正月ボイスとリンクしている（瑞鶴の提督と翔鶴に対する新年の挨拶は加賀の提督と赤城に対する新年の挨拶と全く同じ。そのため、提督と翔鶴に笑われて困惑する展開になる）事から、瑞鶴が無意識に加賀をリスペクトしているのは間違いない模様。
二次創作において
二次創作において瑞鶴はツンデレ、加賀はクーデレというキャラ付けがなされることが多く、ケンカップルのように描かれることが多い。
勿論、「喧嘩する程仲が良い」という関係として描いた作品ばかりでなく、良き先輩とそれを慕う後輩というように、2人が純粋に仲睦まじくしているほのぼのした作品も存在している。
加賀には赤賀というカップリングがあり、瑞鶴→加賀→赤城という三角関係になっている作品も見られる。また、厳密には百合ではないが、瑞鶴×提督を前提としている上で瑞鶴と加賀が絡む作品も少なからずある。
ちなみに史実では、どちらも同じ神戸造船所の出身という共通点があるが、意外にも共闘したのは真珠湾攻撃の時くらいしかない（この時撮られた写真に一緒に映っているものがある）。珊瑚海海戦の際は本来加賀が参加するはずだったが戦闘とは関係ない損傷で参加できず、瑞鶴ら五航戦が代わりに参加したという逸話がある。
派生作品
アニメ版では、第五話での再編成をきっかけに両者は真っ向から衝突、大北の通常運転ぶりも併せて吹雪と金剛の手を焼かせる。しかしながら同時に瑞加賀の王道とも呼べる展開でもあり、第七話ではお互いの実力を（相手には直接言わないものの）認める節もある。
公式ノベライズ作品「鶴翼の絆」はアニメとは大きく違う関係となっている。主人公の瑞鶴にとって加賀は尊敬すべき先輩であり、加賀は瑞鶴に対し厳しい態度を取りつつもその成長を期待している。
アニメ版の後日談である劇場版では衝突と言えるほどの諍いは起こしていないが、深海棲艦化を「沈んでも戻ってこれるかもしれないってことでしょ」と肯定的に扱おうとした瑞鶴に加賀が自身のトラウマから叱責している。裏を返せば加賀は「轟沈してもいい」と言い始めた瑞鶴の事を心配していた模様。
その後、自分の発言の非を認めて謝りに来た瑞鶴に作戦中であることを理由に窘めつつも優しく微笑み、以降の戦闘では瑞鶴が赤城のピンチを救ったら加賀が嬉しそうに微笑み、直後に瑞鶴がピンチになれば狼狽し、瑞鶴が軽口を叩けばそれに笑顔で応じている。
このように劇場版の加賀さんは瑞鶴が何かする度に一喜一憂している。そりゃ声帯の妖精さんも後述の発言をしたくなる。
アーケード版VersionAのアドバタイズムービーでは加賀と瑞鶴が背中を預け合う場面がある。
鎮守府氷祭りでは7月15日夜の部の公演にて決戦に向かう艦隊のメンバーとして無良提督が瑞鶴と加賀を指名(これ以外の公演では空母枠は赤城が指名されていた)。
それにより、瑞鶴と加賀が手をつないで一緒に滑ったり、深海氷翔王女との決戦を終えた艦娘達が勝利を喜ぶ中、肩を抱き合う赤城と加賀に瑞鶴が駆け寄ると加賀が瑞鶴の頭に手を置いて労い、(赤城と3人で)肩を抱き合うなど瑞加賀を意識した演出が見られた。
余談
pixivにおいて、受け攻めがどちらであろうと表記上は「瑞加賀」で固定である。
ただ、女性向けでは受け攻めで前後を表すというのがルールであることから、百合オタクの中には苦言を呈する人もいる。
加賀の声帯の妖精さんは赤城にしかデレないはずの加賀が瑞鶴にデレつつあることを認めている。というか、「瑞鶴の声帯の妖精さん可愛いんだよ」という理由で「自分の思いでもある」と率先して加賀をデレさせようとしている節がある。
声帯の妖精さんの意向が反映されたのかは不明だが、初期の頃に大流行していた赤賀(赤城×加賀)に代わり瑞加賀が注目されるようになり、艦これ最大手のCPの１つへと成長した。
