概要
表記上は「高雄型」の表記揺れなのだが、慣例的に姉妹のうち上二人のみを指す単語として用いられている。
下二人のみを指す場合には「摩耶鳥」のタグが用いられる。
このように分かれた理由は、両グループで大きく服装のデザインが異なっている(そもそも担当絵師から異なる)事に加えて、上二人がサービス開始直後から(性的な意味で)驚異的な人気を博し、半ば「高雄型=高雄と愛宕」という扱いで口コミが広まっていった経緯があるためである。
また、そこまで徹底されてはいないのだが、百合要素を含む作品には「愛高」のタグが別に用いられている。「摩耶鳥」には百合要素の有無によるタグ分けは無く、「愛高」と「摩耶鳥」で対の関係になっているわけではないので、貼付・検索の際には注意してほしい。
高雄と愛宕が人気を博した最大の理由は、その厚い胸部装甲である。その規格は戦艦娘に匹敵する程で、特に初期は大和型が存在していなかった事もあって「大艦巨乳主義」と言えば彼女達という程の存在感を放っていた。公式WEBコミックス5巻でもそうしたネタが描かれたくらいである。
重装甲な重巡洋艦の姉妹だけあって、公式WEBコミックス5巻でもその装備をネタにされている。
特に高雄と愛宕は、ビッグ7の戦艦艦娘2人(長門・陸奥)よりも大艦巨乳主義タグが付けられることが多い。
高雄型重巡洋艦は船体に比べて巨大な艦橋を持っている点が特徴であり、その辺りを踏まえたデザインなのかも知れない。(ただし大々的な改装を受けなかった鳥海が実運用に支障をきたさなかった辺り、元の設計が優秀だったことを示している。)
もう1つの考察として、艦名の「高雄」は妹の愛宕共々、元は八八艦隊計画で建造予定だった巡洋戦艦の艦名である。
赤城、加賀も同計画から建造をされた経緯を持つうえに、「旧式艦の更新」と言う事で金剛姉妹の艦名も継承予定だった(46㎝砲搭載案もあった)。
どの艦も長門型戦艦の発展形であり、当然性能はこちらの方が優位である。
案外、彼女達の胸部装甲が厚いのはもしかしたらそこらへんが理由かもしれないがもちろん憶測の範囲内であり、考えすぎと言う感じもする。
ただ、ゲームの作り込みや細かいネタの入れ具合から考えるとあながち間違いとも言い切れないだろう。
主な傾向
単体での傾向をそのまま引き継ぎ、二人になっても変わらず提督に奉仕(性的な意味で)する作品が多い。
あるいは、龍驤あたりに装甲の違いを見せ付けるか。いずれにせよ、相乗効果で二倍以上の火力を叩き出している。
その性質上、性的でない作品を探す方が難しいような状況にあるため、純粋に二人が並んでいる作品を見たい方はマイナス検索を行う事を強く推奨する。
余談
高雄、愛宕双方と関係が深い別型の重巡洋艦娘として妙高がいる。レイテ沖海戦で共闘したほか、高雄とは終戦をシンガポールで迎えた艦同士という繋がりを→「妙高雄」
愛宕とは海上自衛隊の護衛艦に名前が採用され(ただしひらがなで「みょうこう」と「あたご」)、かつ共に舞鶴基地を定係港にしている艦同士という繋がりを→「みょたご」それぞれ持っている。
関連タグ
高雄(艦隊これくしょん) 愛宕(艦隊これくしょん) ブルーヒロイン