概要*
パソコン版ツクールシリーズの最新作(2015年10月時点)。
価格は12800円と、VXAce同様に1万円台を超えている。
本作以前からの変更点*
本作はこれまでのツクール作品とは異なる点が多々あるが、特に大きいのは
Mac版も同時に発売される事と、ゲームに使用されるプログラム言語がRGSSからJavaScriptに変更されている事である。
このプログラミング言語の変更に伴って、スマートフォンアプリとしてゲームを作成する事も可能になった他、HTML5の形式に対応しているブラウザからプレイする事が可能になった。
ただし、ニンテンドー3DSやプレイステーション3など、コンシューマーのゲーム機に搭載されているブラウザからのプレイはほぼ不可能。
また、InternetExplorerもブラウザプレイには不向きと発表されている(Web Audio APIが対応していないため)。
出力形式はHTML5がベースとなっており、それ以外の選択肢としてWindows・Mac・Android・iOS用の実行ファイルを作成する事ができる。
また、Mac版はパッケージ版は用意されておらずダウンロード販売専用になる。
画像系の素材規格はVXAceの1.5倍となっており、以前までの画像素材はそのままでは利用できない(戦闘アニメ素材のみRPGツクールXPからずっと据え置き)。
なお、RPGツクール95以来久々にマウスでのゲーム操作が復活、タッチ操作にも対応している。
日本国外では「RPGMakerMV」として2015年10月23日(実際に起動可能なのは日本時間で24日)から先行発売されているが、収録されている素材数は日本版に劣る。