概要
「放送倫理、主に番組向上機構」の略称で知られる。
目的は、「本機構は、放送事業の公共性と社会的影響の重大性に鑑み、言論と表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に対し、自主的に、独立した第三者の立場から迅速・的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与することを目的とする。」(当社規約第3条から引用。)
BPOにより問題視、何らかの注意や勧告などが出た実例
- 2005年6月25日のバラエティ番組「たかじん胸いっぱい」にて、女優杉田かおるが元夫(名の知れた実業家ではあるが芸能人ではない)について語った内容がプライバシーを侵害しているとされ、人権侵害として勧告が行われた。
- 2008年2月13日のTBS『みのもんたの朝ズバッ!』にて、当時議論を呼んでいた医療裁判事件の取り扱いについて、イメージ映像が「判決の事実認定と異なる」として勧告を受けた。
- 『仮面ライダーディケイド』の最終回に批判的な意見が多数寄せられたためテレビ朝日に回答要請が行われた。
- 『仮面ライダー鎧武』の地図盗作疑惑について批判が寄せられたが、いまだにテレビ朝日からの公式回答がなく、DVD・ブルーレイで修正された。
外部リンク
テレビ朝日『仮面ライダーディケイド』8月30日放送分の局からの回答について