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概要

ユーフォニアム(Euphonium)とは、金管楽器の一種。ユーフォニウムとも言う。

コルネットアルトホルン等と同じく「サクソルン属」と呼ばれる金管楽器の一種で、19世紀後半に発明された非常に新しい楽器である。

楽器の名前の由来は、ギリシャ語で「良い響き」や「良く響く」を意味する”Euphonos”から来ている。

楽団における役割が同じであっても、国や時代によって形や名称が異なる(フリコルノ・バッソ、サクソルン・バッセetc)など、複雑な経緯を持つ楽器である。

トロンボーンと同じ音域を担当する楽器であるが、トロンボーンが直線的な管(円筒管)と構造であるのに対し、ユーフォニアムはだんだんと広がる管(円錐管)と楕円状に巻かれた曲管が特徴である。

そのためトロンボーンと比較すると、広がりと深みのある柔らかい音色を出すことができる。

オーケストラに定席を得ていない、吹奏楽ブラスバンド(英国式金管バンド)でのみ使用されるなど一般的にそこまでメジャーな楽器ではないが、三浦茜が使用する楽器として一部の人間においてのみではあるが知名度が高まり(2010年)、更にその5年後の2015年に京都アニメーションがTVアニメ「響け!ユーフォニアム」を放送、”吹奏楽の楽器”として一般に広く認知されることとなる。

吹奏楽などではチューバなどの低音楽器と一緒にベースライン(リズムを刻む役割)を務めたり、トロンボーンテナーサックスなどと一緒に中音域の補佐・増強やオブリガード(対旋律)を担当することもある。

関連動画

ヴェニスの謝肉祭(Carnival of Venice)/ナポリ民謡

(Euphonium Solo : David Childs)

ミッドナイト・ユーフォニアム(Midnight Euphonium)/ゴフ・リチャーズ

(Euphonium Solo : Steven Mead)

ユーフォニアムのための狂詩曲(Rhapsody for Euphonium)/ジェームズ・カーナウ

(Euphonium Solo : Toru Miura)

パントマイム(Pantomime)/フィリップ・スパーク

(Euphonium Solo : Shoichiro Hokazono)

アイナのための歌(Song for Ina)/フィリップ・スパーク

(Euphonium Solo : Riki McDonnell)

ユーフォニアム奏者

国内

  • 荒木玉緒
  • 安東京平
  • 岩黒綾乃
  • 牛上隆司
  • 牛渡克之
  • 鎌田裕子
  • 木村寛仁
  • 小久保まい
  • 権藤知彦
  • 斎藤充
  • 庄司恵子
  • 露木薫
  • とみぃ(ピストルバルブ
  • 深石宗太郎
  • 福田昌範
  • 外囿祥一郎
  • 三浦徹
  • ミサ・ミード(赤星美沙)
  • 山岡潤

海外

  • スティーヴン・ミード(Steven Mead) - イギリス
  • ロバート・チャイルズ(Robert Childs) - イギリス
  • ニコラス・チャイルズ(Nicholas Childs) - イギリス
  • デイヴィッド・チャイルズ(David Childs) - イギリス
  • デイヴィッド・ソーントン(David Thornton) - イギリス
  • グリン・ウィリアムズ(Glyn Williams) - イギリス
  • マシュー・ホワイト(Matthew White) - イギリス
  • アダム・フレイ(Adam Frey) - アメリカ
  • ジェームズ・カーナウ(James Curnow) - アメリカ
  • ニール・コーウェル(Neal Corwell) - アメリカ
  • ブライアン・ボーマン(Brian Bowman) - アメリカ
  • マイケル・J・コルバーン(Michael J. Colburn) - アメリカ
  • アントニー・カイエ(Anthony Caillet) - フランス
  • バスティアン・ボーメ(Bastien Baumet) - フランス
  • グレン・ヴァンローイ(Glenn Van Looy) - ベルギー
  • トールモー・フラッテン(Tormod Flaten) - ノルウェー
  • リキ・マクダネル(Riki McDonnell) - ニュージーランド

架空のユーフォニアム奏者

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