概要
アルトホルン(Alto Horn)とは、金管楽器の一種。コルネットやユーフォニアム等と同じサクソルン属の楽器である。
調性はE♭で、ホルンと同じく中音域を担当する。しかしその形状は一般的に知られているフレンチホルンよりもむしろユーフォニアムに近い。
フレンチホルンのような技術を要さずとも演奏が可能なため、小学校の金管バンドなどでよく使われている。
しかし、吹奏楽やオーケストラなどにおいては登場する場は稀である。
また、ブラスバンド(英国式金管バンド)においてはテナーホーン(Tenor Horn)と呼ばれ、ホールの隅々まで鳴り響く朗々とした豊かな音色を生み出し、その存在感を主張する。
関連イラスト
関連動画
ヴァイオリン協奏曲(Violin Concerto(Finale))/フェリックス・メンデルスゾーン
アルトホルンとピアノのためのソナタ(Paul Hindemith Sonata per Corno in Mib)
「きらきら星」変奏曲(Variations sur 'Twinkle, Twinkle Little Star')
虹の彼方へ(Over the Rainbow)
アルトホルン奏者
国内
- 荒木玉緒 - ユーフォニアム奏者。持ち替えで演奏している。
海外
- ウィリアム・ラッシュワース(William Rushworth) - イギリス
- オーウェン・ファー(Owen Farr) - イギリス(ウェールズ)
- シェオナ・ホワイト(Sheona White) - イギリス(スコットランド)
架空のアルトホルン奏者
- 広海郷美夏(きんいろカルテット!)