概要
「セブンスドラゴン」シリーズには数多のドラゴンが登場する。
そのドラゴン達を統率するのが、帝竜である。
なお、帝竜のさらに高次の存在として真竜がいる。
複数に共通する特徴
・エデンの帝竜は言葉を話せる
・東京の帝竜は元の環境を異界化し、ダンジョンにしてしまう(現実干渉能力)
初代セブンスドラゴンで初登場
キング
赤い体色が特徴の、正統派のドラゴンらしい帝竜。
カザン共和国を襲い、大統領ドリスを殺した。
初めて主人公と対峙する帝竜であり、先鋒的存在。
ドリスと戦ったときに負傷しており(なんと剣がぶっささったまま)三年後主人公に討たれる。
デッドブラック
影のような漆黒の帝竜。アイゼン皇国周辺を襲った。
光を苦手としているので、ヒヨロン神水洞の奥に潜んでいた。
本体は黒い球体のような姿であり、あるアイテムを使えば大きいドラゴンの姿が収縮し、本体が現れる。
フレイムイーター
炎を操る赤い帝竜。
ネバンブレスを襲うが主人公たちに追い詰められて一度撤退する。その後ドーマ火山で決着がつく。執念深い性格。
ジ・アース
西大陸のドラゴンたちを率いる帝竜で、山のような見た目と大きさを誇る。それゆえジ・アースが山岳そのものに見え、居場所が分かるまで長い時間を要した。
インビジブル
鳥の姿をした帝竜。エデンの空を支配した。非常に速い。
空中を落ちながら戦うという主人公たちのトンデモ作戦に「血迷ったか」と言いながら相手した。このせいで、ファンの間では親切と言われる。
ドレッドノート
戦艦のような姿の帝竜。(体は複数のドラゴンで構成されている)
マレアイア群島国を襲った。弾丸状のドラゴン、ドラゴバレットを打ち出してくる。
トリカラード
紅杭の塔を守護していた帝竜。竜殺剣がないと倒せない。
普段は虹の輪っかのような外見だが、ダメージを与えるとクジラのだまし絵のような真の姿を現す。
セブンスドラゴン2020で初登場
ウォークライ
赤い体色と黒い翼が特徴の帝竜。
新宿都庁を占拠し、現実干渉能力で重力を狂わせ、天地をひっくり返した。
前作におけるキングのような立ち位置で、手負いのまま主人公と戦い、敗れる。
ジゴワット
体じゅうに電磁砲の砲台を持つ帝竜。
強力な磁場で山の手線のレールを捻じ曲げ、天球儀を形成した。天球儀内にも電磁砲があり、自衛隊員が数多く犠牲となった。
一度敗れるが、フォーマルハウトの力で復活し、「2020-Ⅱ」に再登場した。
再登場時は体の各所がかけているが、砲台はむしろ大きくなっている。
ロア=ア=ルア
女性的なシルエットを持つ銀色の帝竜。
四ツ谷を占拠して常夜の墓所にした。
精神に作用して道に迷わせる能力と、死体を操る能力を持つ。
月に擬態していたが、結局は見つかり倒される。
トリニトロ
液体金属の体と炎の力を持つ帝竜。
ドラゴンの出現で砂漠化した国分寺に工場を建設した。(この工場では機械のドラゴンが生まれる)
ジゴワットと同じく、「2020-Ⅱ」にも登場した。再登場時は熱暴走したような色合いになる。
なお、二回とも「自爆しようとするが止められた」ことがたまにネタにされる。
亜種のトリニトロ・オルタが「Ⅲ」に登場した。
スリーピーホロウ
蝶のような姿をした帝竜。ドラゴンの襲撃で樹海と化した渋谷に現れた。
その鱗粉は精神を狂わせ、多くのSKYメンバーが犠牲になった。
一度倒された後フォーマルハウトの力で「2020-Ⅱ」に再登場したが、新兵器コンフュカッターで鱗粉の力を封じる13班たちの前に再び敗れる。
再登場時は羽以外の体の各所が欠けている。羽はバグに侵食されるような模様に変化している。
ザ・スカヴァー
芋虫と新幹線を足して二で割ったような外見の巨大な帝竜。
東京地下を占領し、その長い体で分断した。光を苦手としている。
物語の最初の方で登場したが、本格的な活動には至らず、相当後になって13班と戦った。
ゼロ=ブルー
冷気を操る青い四足歩行の帝竜。お台場のショッピングモールを氷海に沈めた。
ナビに格下扱いされていたが、同作最後の帝竜だけあってそんなに弱くはない。
亜種のゼロ=ブルー・オルタが「Ⅲ」に登場した。
セブンスドラゴン2020-Ⅱで初登場
ティアマット
2020-Ⅱ最初の帝竜。赤い体色と体の各所に生えた緑の鉱物、長い首が特徴。
丸の内を襲撃し、建物を次元の裂け目にクリスタルの棘で吊るす。
キングやウォークライと同じく手負いの状態で倒される。
亜種のティアマット・オルタが「Ⅲ」に登場した。
オケアヌス
イカのような顔と、液体で出来た大きな翼が特徴。
長い下半身でくみ上げた地下水を体内で酸に変え、酸性雨を降らす。この酸性雨は国会議事堂まで及び、人々を苦しめた。(みんなのトラウマ)
自らの酸でボロボロになった六本木の高層ビルで13班と戦い、敗れる。
ジャバウォック
亀のような帝竜。現実干渉能力で地下遺跡を作る。地震の原因となっていた。
配下のドラゴンから貯蓄したエネルギーを供給させることで自らを強化していた。
インソムニア
ムカデをモチーフにした帝竜。首都高を捻じ曲げ、螺旋状のダンジョンにした。
悪夢を見せる能力を持ち、13班を追い詰めるが、消滅したはずのエメルによって13班が我に返り、倒される。
亜種のインソムニア・オルタが「Ⅲ」に登場した。
セブンスドラゴンⅢで初登場
スぺクタス
ノーデンス・エンタープライゼスを襲撃したが、ユウマによってワンパンで倒される。
その後、「シン・スぺクタス」として復活し、主人公と対決する。
赤い体を持つ恒例の最初の帝竜である。
メイヘム
過去の世界、アトランティスの低層にある鍛冶場を占領していた水生帝竜。
サメのようなヒレ、トカゲのような四肢、体に生えたサンゴやフジツボが特徴。
倒されるが、同種が逃げ延びて、化石化し、「メイヘムフォシル」として再登場した。
幻視○○
各作品では特定の条件を満たすと裏ダンジョンが解放される。
そこでは強化された帝竜と戦うことができる。
特に、手負いだった帝竜もここでは万全の態勢なので、本気を見られる。
キング・・・幻視竜王
デッドブラック・・・幻視黒影
フレイムイーター・・・幻視焔喰
ジ・アース・・・幻視山脈
インビジブル・・・幻視鳥王
ドレッドノート・・・幻視戦艦
トリカラード・・・幻視三光
ウォークライ・・・幻視叫喚
ジゴワット・・・幻視轟雷
ロア=ア=ルア・・・幻視女帝
トリニトロ・・・幻視銀竜
スリーピーホロウ・・・幻視夢喰
ザ・スカヴァー・・・幻視蟲竜
ゼロ=ブルー・・・幻視零蒼
ティアマット・・・幻視晶竜
オケアヌス・・・幻視狂羽
ジャバウォック・・・幻視重剛
インソムニア・・・幻視闇淵
※スぺクタス、メイヘムには幻視のボスが現時点でいない