概要
マギに登場するキャラクター、練白龍×ジュダルのカップリング。
連載初期は煌帝国の皇族(第四皇子)と神官という間柄。十年来の幼なじみでもあり、そのせいかおまけ漫画やペーパーでは、手も口も出る子どものような喧嘩をよく繰り広げている。
ジュダルは早くから白龍を迷宮攻略に幾度も誘ってはきっぱりと断られており、白龍はアル・サーメンの構成員だからと一線を引いてジュダルに接していた。
しかしジュダルがバルバッドで「ソロモンの知恵」を受けて自身の境遇を知ったことや、強引に国を取り戻そうとする白龍が白瑛に拒絶されたことなどから、状況が変化。紅徳の葬儀の後ジュダルが白龍を玉艶と交戦させ、惨敗した彼に堕転を勧め協力を申し出、白龍はそれを了承。めでたくタッグ成立と相成った。
煌帝国編では堕転した黒き王とマギとして行動。
息のあったコンビネーションで憎き育ての親の玉艶と戦い、やがて自分達以外の全てを敵に回して死ぬまで戦おうとする、苛烈で排他的で破滅的ながら、楽しそうにギラギラしている二人を拝むことができる。
ジュダルが死亡したと思われる状態で途中離脱してからも、お互いがお互いを強く想っていた(る)とわかる一面が多々描かれており、短い期間ながら「同じものを持っている」唯一無二の相手として心を通わせていたことが窺える。
問題山済みで迎えた最終章、無事の再会とコンビ再結成が待たれるところである。
公式でのコンビとしての名称は「堕転コンビ」。主人公である王とマギコンビに対比される二人でもある。