ユン(暁のヨナ)
ゆん
「お姫様 俺は天才美少年だよ?」
人物
『暁のヨナ』の登場人物。城を追い出された神官・イクスと共に、風の部族領の辺境で暮らす少年。
好奇心旺盛で賢く、薬の調合や料理を器用にこなす、自称「天才美少年」。
崖から落ち怪我を負っていたヨナとハクを助けたことで、二人と知り合う。
王や貴族を嫌っており、皇女であるヨナには当初は冷たく当たっていたが、本来は心優しく面倒見が良い性格で、様々な場面で強さや優しさを発揮する彼女を次第に見直す様になる。また涙脆い面もあり、その度にハクにからかわれている。
元は孤児で、火の部族領の極貧村・東火村の出身である。
食べるにも事欠くほどの貧困の中で生まれたが、非常に強い向学心の持ち主に育つ。
ある日、"金の粒"を持つ人物が旅をしていると言う噂を聞き、それを奪うべく石を投げたことがきっかけで、神官のイクスと出会う。
表向きはイクスが彼を引き取り、育ての親・保護者となっているが、実際は彼が生活能力の無いイクスの面倒を見ている。
イクスの勧めで外の世界を知るためヨナ達に同行する事になる。生活能力が無いヨナ達にとっては生命線と言える必要不可欠の存在であり、作中において貴重なツッコミ要員でもある。金欠の際には露天を出し、「客引きしないと飯抜き」と兵糧攻めの脅し文句で全員を絶対服従させる。
ヨナ達に振り回されながらも日々奮闘する内、彼もまた故郷の様な貧しい村を無くすべく考える様になる。
武器及び戦闘能力
はっきり言って実戦能力は無いに等しい。
その代り特技にある様に家事は万能で、食事を中心とする生活の世話をほとんど彼が担っている。
更に薬の調合ができる点も大きい。自身は使わないものの爆薬も作ることができる。
これらはもはや、彼の戦闘能力と言っていい。
容姿
赤茶色の髪に緑色の瞳の持ち主。二枚の羽根を髪につけている。
背丈はヨナよりやや高いだけで、声変わりも終わっていないこともあり、よく女子と間違われる。(作戦のためもあり)女装はまだいいとして、ヨナのそばで寝ていても誰も怪しまない事実に大いに悩んでいる。