概要
CV:勝生真沙子
帝国貴族であるマリーンドルフ伯爵家の一人娘であり、父親は後のローエングラム朝銀河帝国において最初の国務尚書となるフランツ・フォン・マリーンドルフ伯爵。
伯爵令嬢らしからぬ活発さと、聡明さを備えたお嬢さん(フロイライン)。
高い政治見識によって培われた強靭な精神力と智謀は他の者を圧倒する。
「ヒルダ」や「フロイライン・マリーンドルフ」と周りからは呼ばれている。
ラインハルトの野望と勝利を早くから見抜き、彼の陣営に加わった。
ラインハルトとヤン・ウェンリーの直接対決となったバーミリオン星域会戦では、ラインハルトが陥る危険性を見抜き、ミッターマイヤー・ロイエンタール両上級大将に自由惑星同盟首都惑星ハイネセンへの進軍を説いて実行させ、ラインハルトのピンチを救う。
ラインハルトの首席秘書官を経て幕僚総監となり、その後彼と結婚、皇妃(カイザーリン)となる。長男アレクサンデル・ジークフリードを出産し、ラインハルトの死後は幼くして即位するアレクの摂政皇太后に就任する予定。
余談だが、父親が反乱貴族の人質に取られたり従弟が皇帝弑逆を図ったりと、親族がろくでもないことに関わりがちである。
能力
ラインハルト陣営屈指の政治センスを持っており、幾度となくその慧眼でラインハルトを支えてきた。人の心理を見抜く目も鋭く、フェザーン自治領主の陰謀や自由惑星同盟軍の策動をいち早く洞察しており、ラインハルト陣営の知恵袋と呼べるような働きを見せた。
また、ジークフリード・キルヒアイス亡き後は彼のポジションを継ぐべく努力し、ラインハルトに対しても讒言を臆することなく進言してきた数少ない人物である。
人格的にも度量があり、バランスのとれた人付き合いが出来る人物であったので、ラインハルトのみならず多方面から政治的な相談を持ちかけられていた。