概要
2010年7月、新日本石油と新日鉱ホールディングス、両者の持株会社として同年4月に発足したJXホールディングスの間で会社分割・合併を行い発足した。JXのエネルギー部門を担う。
通称は「NOE」(英文商号"JX Nippon Oil & Energy Corporation"の略)。なおJXホールディングス傘下の基幹3会社(他2社はJX日鉱日石開発とJX日鉱日石金属)はいずれも商号に「JX日鉱日石」(英文では"JX Nippon")が付く。グループ名称の"JX"はアルファベットの"X"が未知の存在を示す暗喩であることから、「Japan」の"J"と結びつけたもの。
1888年に新潟県柏崎市で創業した日本石油をベースに、旧三菱財閥の三菱石油、日産・日立グループの源流である日本鉱業(日鉱)、そして日鉱の石油販売部門(ガソリンスタンド含む)を譲渡(したうえで東亜石油とアジア石油の石油販売部門を吸収合併)する形で設立された共同石油(のち日鉱と共石は合併し日鉱共石→ジャパンエナジーとなる)、さらには新日本石油成立後に吸収合併した九州石油がこの会社に加わっている。
それゆえに、ここの公式サイトの歴史のページとタンクローリーのページに関しては、全ての前身会社に関してのフォローがなされている。
ガソリンスタンド・ENEOSで有名、旧ジャパンエナジーのガソリンスタンド・JOMOは現在はENEOSに移行している。