水鏡美三香
みかがみみみか
概要
「蒼穹のファフナー EXODUS」において新たに選出された、次世代のファフナーパイロット。中学三年生。
御門零央、鏑木彗の同級生。明るく元気なムードメーカー的存在。愛称はミカミカ。
漫画「機動侍ゴウバイン」の大ファン。二代目ゴウバインこと堂馬広登に憧れている。広登にゴウバインヘルメットを譲られた際には瞳を輝かせて喜んでいた。
母子家庭で、母は漁業をやっている。名前の由来は「顔・体・心」の「三」つが「美」しくあるようにという母の願いから。
かつての真壁一騎のような圧倒的な身体能力を持ち、同級生数人を同時に運べるほど力持ち。彗と零央に比べてシナジェティック・コード形成率は低いが、同化耐性が非常に高い。
ツクヨミのSDP(後述)を使って戦う中、「壁」を生身で発現。戦いへの不安から自分を囲むように障壁が出現し閉じ込められてしまうが、同じく生身でSDPを発現した零央が障壁内に現れ、涙をこぼす美三香を励ましたことで壁が壊れ脱出できた。
さらに新種の同化現象により、背中に黒球状の結晶が複数発生。同化耐性の高さのためか他の新同化現象に比べて日常生活への影響は小さい方ではあるが、その不気味さゆえ美三香の精神的ダメージは大きい。同化現象の進行により結晶の数が増え、とうとう左目にまで現れたことで自室に閉じこもってしまったが、またもワープしてきた零央の顔色一つ変えない態度で立ち直った。
第3次蒼穹作戦で防壁を展開し続けた結果、末期の同化現象で瞳の金色化に続いて肉体が結晶化し、砕け散った。しかし、その後も防壁と心の接続(クロッシング)は途切れず、戦いの後コクピットには黒い球体(春日井甲洋曰く「あの子の心」)が残されていた。
その後も球体のままファフナーへの搭乗を続けたが、海神島でディアブロ型フェストゥムに同化され、操られてしまう。そこへ駆けつけた一騎が同化を引き受けた際、元の姿を取り戻した。
乗機
ファフナー・ノートゥング・モデル・マークフュンフ改[コードネーム・ツクヨミ](15番機)に搭乗。
ツクヨミは防御型で、広登が搭乗するマークフュンフ(5番機)の改良型。
イージス装備のシールドと射撃に加え、体術やシールドを刃としての斬撃を使う。
美三香はゴウバインヘルメットを被ってゴウバインを名乗り出撃する。口上と共に数々の必殺技を使いこなし、指揮官たちから「そんな機能はない」「漫画、読み過ぎだ」と突っ込まれている。
変性意識は酔ってハイになった状態に近い熱狂感。そのため零央とは対照的に戦闘中の記憶が曖昧であり、機体から降りた後に恐怖を感じている。
第4次蒼穹作戦ではヘルメットを被らずに戦い抜いた。
キールブロックでのゴルディアス結晶発生とノートゥング・モデルのコアの増殖に伴う超次元現象(SDP)覚醒の際、イージスのエネルギー色が青から緑に変化し、障壁の射出と二次元壁による「ねじり攻撃」が可能な能力「壁(ウォール)」を発現した。