概要
CV:葉山いくみ
『ガールズ&パンツァー』に登場する黒森峰女学園のヤークトパンターの戦車長。
赤星小梅の様に名前は設定されていなかったが、県立大洗女子学園戦にてカメさんチームのヘッツァーの待ち伏せで転輪を破壊され、修理して味方と合流しようとするも、「おちょくり作戦」で再びカメさんチームが背後から現れ、今度は履帯を破壊されて行動不能になった際に、
「直したばっかりなのに!」
と言った事から、「直下さん」と言う通称が生まれた。
同時に、
「うちの履帯は重いんだぞーっ!」
とも言った為、「履帯子」とも呼ばれている。
※「内法泰子(うちのりたいこ)」と言う通称も存在したが、直下さんと履帯子の前に撃破された。
なお海外の俺らからは、「JP-CHAN」(ヤークトパンター=JagdPantherの略称)とも呼ばれている。つまりヤクパン子。
そんな直下さんだが、作中では最後まで撃破判定される事なく生き残っていたりする。
『もっとらぶらぶ作戦です!』では、パンターG型戦車長、III号戦車J型戦車長、超重戦車マウス戦車長の3人と共に登場しているが、クリスマスやバレンタインデーでカメさんチームから嫌がらせのプレゼントをされているなど不憫な目に遭っている。
ちなみに
戦車の履帯は、攻撃への耐久力と車体重量や走行を支えるために丈夫な金属製でできている為、当然ながら車体が大きく重量が重くなるほど履帯も重くなる。
ティーガー1(57トン)の物で1枚30キロ。片側だけで約3トンと冗談ではなく重く、またヤークトパンター(45トン)も例外では無いため、度々足回りを壊される彼女の苦労が思い知れる。
その後
特に公式な名前は設定されずにいるが、2013年夏コミ用にアクタスが発行した公式同人誌「ガールズ&パンツァーのとりあえずゴールしました皆さんお疲れ様でした本」にて、演出:小林敦の描いたネタ絵コンテの中で、西住まほの講義を逸見エリカと共に受けているカットで
熱心に聞き入るエリカと直下さん
と説明書きされ、「第11話オーディオではないコメンタリー」では、キャラクターデザイナー/総作画監督の杉本功と、11話の絵コンテ・演出を担当した小林敦の
杉本:なんか、この子名前ついてませんでした?
小林:”履帯直子さん”でしたっけね。”直下さん”でしたっけ?
杉本:”直下履帯子さん”でした?(笑)
と言うコメントが掲載されている。ちなみにこの後、進行役の制作担当真庭健蔵から「オフィシャルじゃないですから」と補足されている。
また同時に、直下さんのデザインが、杉本功のモブキャラデザイン群の中から採用された事、可愛いのは自称ロリコン(笑)の11話メカ作画監督吉本雅一の作画の功績である事も掲載されている。