MS-06Z サイコミュ試験用ザクとは、プラモデル企画『モビルスーツバリエーション』(MSV)シリーズに登場する架空の兵器。
機体説明
通称ビショップ(BISHOP)。全高17.7m、本体重量60.4t。
本機は、ニュータイプによる戦果が見込まれるようになったのを受け、既にある程度実績を上げていたモビルアーマー (MA) に組み込まれていたサイコミュシステムを、MSに組み込むことを目指して製造された試験機である。
またジオングの原型機とする説がある。
武装は2門の有線制御式5連装メガ粒子砲を持ち、格闘武器は無い。
ザクという名称はついているものの、ビーム兵器を運用する都合上、頭部にその印象を残す程度で、まったく異なる機体となった。
外観は後のMSジオングを小型化し、脚を付けたような印象であるが、この当時の技術ではサイコミュシステム、両腕の有線式ビーム砲などが小型化できていなかったため、機体全体の大きさに比べて異様に大きな有線式ビーム砲が腕部に付くという不恰好な形になった。
漫画『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル』では、元ジオン軍兵士でニュータイプ適性のあるヤハギ・フランジバックが、一年戦争時代に当機に搭乗している姿が確認されている。
関連イラスト
関連機体
MSN-01 サイコミュ高機動試験用ザク
MSN-02 ジオング