通常、「国道」と聞くと
- 広い道路
- 片面1車線(対面通行)もあるが、基本的に交通の要所で、交通量が少なくない
といった立派なイメージがあるが、酷道とはそんな国道のイメージを根底からひっくり返す存在である。
酷い状態の例
第1段階:幅が狭過ぎて行き違いができない。
第2段階:勾配が急過ぎたりカーブが続いたりして素人にはお勧めできない(通行的意味で)。
第3段階:断崖絶壁にはりついて通ってるのにガードレールがない。「落ちたら死ぬ」(国道157号・温見峠)とか看板が怖い。
第4段階:舗装すらされてない。下手すりゃけもの道。階段(国道339号・龍飛岬近く)とかアーケード(国道324号・浜町アーケード)なんてのもあるが、この2例は歩いて通行出来るし、後者は時間帯によっては車での走行も可能。
第5段階:そもそも歩いてすら通過困難(国道291号・清水峠)。例に関しては歴史的経緯から「再」指定したのだが・・・・・・・・・・。しなかった方がよかったのかも知れない。
国道以外の場合の呼ばれ方
険道 - 県道の場合。「危険な道」というくらいの意味。
死道 - 市道の場合。読んで字のごとく。
損道 - 村道の場合。「走ると車壊したりして損する道」くらいの意味。
兎道 - 同じく都道の場合。「ウサギが通るような道なんじゃねーの?」くらいの意味。
三大酷道
を指してこう呼ばれることがある。それぞれの酷さはぐーぐる先生等に聞いてもらいたい。
広域地図でだけみたら短絡ルートにも見えたりするが騙されてはいけない。
注意事項
酷道は通行者が本当に居ないのはもちろん、走行に適さない危険な路面状況だったり携帯の電波も入らないところであることが少なくない。通行の際は最悪の状況を見越して通行すること。
特に夜の酷道は遭難のリスクが非常に高まるので、絶対に遊び半分で行ってはならない。