双子宮類・無胎盤類・後獣類などとも呼ばれる。
オセアニア区(オーストラリア、タスマニア、ニュージーランド、ニューギニアの島々)及び南北アメリカに約250種が棲息し、形態・習性は多彩で変化に富む。
子は発育不全の状態で生まれ、普通、雌の下腹部にある育児嚢(いくじのう)の中で育てられる。膣も子宮も左右に二個あるのが特徴。
分類について
過去では有袋目(オポッサム目)でしたが、現在はオポッサム目、ケノレステス目、カンガルー目、フクロネコ目、バンディクート目、フクロモグラ目、ミクロビオテリウム目の7つの目(分類)に分裂された(その内のオポッサム目とケノレステス目はアメリカ有袋大目、それ以外はオーストラリア有袋大目である)。