ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

チロエオポッサム

ちろえおぽっさむ

哺乳綱オーストラリア有袋大目ミクロオビテリウム目ミクロオビテリウム科チロエオポッサム属に分類される動物の一種。

概要編集

哺乳綱オーストラリア有袋大目ミクロオビテリウム目ミクロオビテリウム科チロエオポッサム属に分類される動物の一種。

体長8~13cm、尾長9~13cm、体重16~42g。

背部は褐色で、腹部は白い。

樹上性でチリ中央部の標高1000m以下のの生えた山林に棲息する。

夜行性で日中は笹の葉で作った球状の巣で休み、夜になると巣を出て昆虫果実を食べる。

になると冬眠に備えて脂肪を蓄え、一週間で体重が倍になる。

繁殖はからにかけて行われ、1回に1頭~4頭の子供が産まれる。


一見、なんということもない小さな普通のオポッサムの一種のような外見の動物だが、数千万年前に既に他のオポッサムとは枝分かれした系統にある。

そして、なんと本種はオーストラリア大陸の全ての有袋類の御先祖様に最も近い種とされている。数千万年前にまだ一部が陸続きだった南米大陸から南極大陸へ、更に南極とまだ繋がっていたオーストリア大陸へと移った本種の祖先に近い動物が、オーストラリア大陸の有袋類の全ての祖先になったとされる。遺伝子の研究などもあって、これは確実視されている。



関連タグ編集

哺乳類 有袋類 ミクロオビテリウム

関連記事

親記事

オポッサム おぽっさむ

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました