荒木飛呂彦氏の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』に登場する、台詞または思想である。
レオーネ・アバッキオの警官時代の友人が、彼に語ったもので、この台詞は本章の一つのテーマになっている。
コミックス第59巻より
アバッキオ「…ああ」「その……」「なんだ…」
警官「なにか?」
アバッキオ「いや…その、参考までに聞きたいんだが」「ちょっとした個人的な好奇心なんだが」
アバッキオ「もし見つからなかったらどうするつもりだい?」「『指紋』なんて取れないかも………」
「いや…それよりも見つけたとして」「犯人がずる賢い弁護士とかつけて無罪になったとしたら」「あんたはどう思って……そんな苦労をしょいこんでいるんだ?」
警官「そうだな…わたしは『結果』だけを求めてはいない」
警官「『結果』だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ…近道した時真実を見失うかもしれない」「やる気も次第に失せていく」
警官「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている」「向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、いつかはたどり着くだろう?」「向かっているわけだからな…違うかい?」