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概要

おそ松さん」の第23話のサブタイトルの一つ。

ストーブの灯油切れを巡って(ニート達の無駄な)心理戦が繰り広げられる。

ストーリー(ネタバレ注意)

真冬のある日、おそ松たちはこたつとストーブがある部屋でくつろいでいた。

おそ松はこたつでくつろぎ、トド松はそんなおそ松にお茶を汲んであげている。

チョロ松はこたつの外で「自意識との付き合い方」という本を読んでおり、カラ松はサングラスを磨いており、一松はその近くでねこじゃらしを使って遊んでいる。

そんなある時、悪魔の知らせ…灯油切れのサインが…。

当然誰も灯油を入れに立ちたくない松野クソブラザーズ。

絶対に灯油を入れたくないおそ松チョロ松一松トド松カラ松の方を真顔で見る。

しかし、カラ松の方も2日連続(昨日と一昨日)給油したため、「最初はブラザー達のために給油していたが、甘やかし過ぎても駄目だ(とようやく気付いたため)今回は絶対に給油しない」と譲るつもりがない。

こうして、布団子になって寝ている十四松を除いた5人の心理戦が始まった…。

まず動いたのは一松、寝ていて対象外になっている十四松を見たことによって自身も寝た(ふりを決め込む)。

しかし、おそ松には見抜かれており鼻にこゆりを突っ込まれ、更に鼻から口に貫通させられる。

それでも起きないため、摩擦熱で人体発火が起きるレベルにこゆりを擦られる。

…結果、黒こげになっても寝たふりを止めなかった。

一松の寝たふりを暴くために散々暴れたおそ松だが、いきなり暖かいこたつからストーブが切れて寒い部屋に出てきたため、尿意を催す。

しかし、その尿意こそトド松の策略であり、おそ松のトイレ行きを早めるためにお茶汲みを担当していたのだった。

見事にトド松の策略にはまってしまったおそ松、そして当然他の兄弟もそのことを喜んでいたが…攻撃のターゲットはトド松に向かった。

チョロ松を筆頭に残りの4人はトド松の足を思いっきり握りだす。

伝説の顔になりながらも必死に我慢するが、次の策略を実行する。

兄達に従ったふりをして部屋の戸を開け、「換気」と称して吹雪で大荒れの外の空気を入れる持久戦を仕掛けた。

トド松「死なば諸共だ!」

これにはさすがに残りの兄達も参っており、リベンジ成功…と思いきや急に風がやむ。

そして戸の前に大きな布の塊…寝ていたはずの十四松がいた。

「十四松に限って寝たふりをするはずがない」と全員考えるが、念のために一松に確認をするようにおそ松は(モノローグ状態で)語りかける。

それを了解した一松によって寝たふりかどうか確認されるが…なんと最初から起きていた

その事実が判明したことによって残りの兄弟はうろたえる。

そして…

十四松「ねえ、ストーブの灯油が切れているんだけど」

…と発言して寝てしまった。

この「灯油が切れた」というワードを皆我慢していたにも関わらず、あっさりと十四松が言ってしまった。

その後も寒さで機嫌が悪い十四松は(自分以外の兄弟が)ストーブの灯油を入れるように促したり、アツアツのスープを飲むために用意して一人で飲み干す(ただし灯油は入れない)などのフリーダムさ(カラ松曰く「好き勝手ボーイ」)を見せつけた。

そしてトドメが…

十四松「ねえ、灯油切れているんだって、チョロ松兄さん!(目で威圧)」

とチョロ松が灯油を入れるように直接指名した。

ダヨーン族に続く)

余談

  • この回も21話Aパート「麻雀」の回同様、心理戦(?)がメインとなっているため、キャラの台詞のほとんどがモノローグになっている。
  • おそ松さんでは珍しく、直接的にBパート「ダヨーン族」と話が繋がっている(今までは一部の台詞などが伏線として張られていただけ)。また、おそ松さんではよくあることだが、この話でのカラ松の台詞「愛は時に突き放すことも必要」はBパートでの重要な伏線になっている。

関連タグ

おそ松さん 灯油(曖昧さ回避)

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