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キラードロイド

きらーどろいど

キラードロイドとは、ゲーム・アニメ・漫画・プラモデル『ダンボール戦機W』に登場する、なにもかも規格外な化け物兵器である。LBX(ホビー用小型ロボット)には含まれない。

概要

副大統領に雇われている謎の男・Dr.マミー檜山真実)が開発した自律可動ロボット。

敵味方問わずLBXを破壊しつくすために作られ、そのサイズは概存のLBXを遥かに上回る巨体である。機能の全てがLBXを破壊するために存在している

正式名称は「キラードロイド・ワイバーン」と言い、西洋ドラゴンのような外見をしており、巨大なと巨大なしっぽには威力バツグンな実体剣のような武器が付けられている。腕にはエネルギー弾を打ち出すまたもや巨大な銃を装備し、目標をケシミズにしてしまう。全身を弾丸にして敵に突進するといった芸当も可能。

頭部からは常にぶきみな光を漏らしている。ロボットだが、咆哮もあげられる。

ボディは非常に頑丈に作られており、ちょっとやそっとの攻撃では傷一つつけることも叶わない。しかし、がっしりした脚の付け根は管が剥き出しになっており、そこを攻撃されるとひるみグラついてしまう(カズ曰くおびえている)。

また、胸部装甲内にDエッグを元にしたと思われる「Kフィールド」というバトルフィールド形成装置を内臓している。LBXを視認するとこの機能を作動させて対象を無理やりバトルフィールドに閉じ込め、逃げられなくしてしまう。このバトルフィールドは目標を全て破壊・ブレイクオーバーするか自分自身が破壊されるまで解除されない。

キラードロイドには人工知能が搭載されている。戦闘を繰り返し、敗北から学ぶことによってどんどんと賢く・強力に・凶暴な戦闘兵器へと成長していく。

まだ未完成らしく、一度暴れだすとLBXを破壊しつくすまでDは生みの親でさえ止めることはできない。

オメガダイン総帥のアラン・ウォーゼン曰く、「対LBX用兵器」であるとのこと。(兵器って言っちゃったよ…)

この兵器は真実のこの世への怒り・恨み・憎しみが具現化した存在であり、この点では前作のラスボスであるイフリートの後継機と言えるだろう。

キラードロイドを見た山野博士曰く「レックスの憎しみそのもの」「恐怖を覚えた」と言い「LBXではない」と断言している。

ちなみにワイバーンはキラードロイドの基本タイプであり、下記のバリエーション機や、ゲームオリジナルのバリエーション機「ヒドラ」が存在する。

キラードロイド・ミノタウロス

劇場版イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W」、及びミゼル編に登場するキラードロイドのバリエーション機。カラーリングは黄緑とダークグレー。

ミノタウルスの名のとおり牛のような頭部と人型に近いフォルムをしている。

両腕にホイールを装備しており、強力な武器になると同時に、弱点の動力部を守る盾の役割もはたす。

キラードロイド・ヒドラ

ゲーム版のみ登場するキラードロイドのバリエーション機。カラーリングは紫。

ヒドラの名の通り7本の首を持つ大蛇の姿をしている。

キラードロイド・ペガサス

最終決戦で投入されたキラードロイドの完成系。カラーリングは白色と青色。

攻撃力・機動力ともの数値を誇る。

LBXゼウスの搭乗機としての機能を持ち、ドッキングすることで性能を飛躍的に上げることが出来る。人工知能にはヒロ達の今までの戦いでのデータが記録されており、これを元に相手の行動を先読みし、回避したり攻撃したりすることが可能。

ラージドロイド

ダンボール戦機ウォーズで登場。こちらも様々なバリエーションが存在する。

エルドバンド

ロシウス連合が拠点防衛用に開発した要塞戦車(そのために厳密に言えばラージドロイドではないが、ゲーム版ではラージドロイドとして扱われている)。同じく要塞戦車の名を冠するバルドーマとは違いこちらはセカンドワールドにおける対LBX戦を想定した構造や大きさになっている。車体下部の4つのホイールと後部のブースターで駆動する。車体に取り付けられたガトリング砲を主武装とするほか、中心部には大口径ビーム砲を装備している。発射前にエネルギー装填を必要とし、この間は動けないが、装填前に周囲にバリアを発生させるビットを打ち込んで無防備時間をカバーするため全く隙がない。

ワイバーン・ガイア

ロシウス連合が開発した大型兵器であり、ロシウスの快進撃の一端を担っている。外観はキラードロイド「ワイバーン」の色違い(ワイバーンは黒主体だが、こちらは白主体のカラーリング)だが、ロシウスが独自に開発した兵器ということになっている。攻撃パターンや弱点もワイバーンと同じ。エルダーシティ奪還に投入されるも、ライディングアーマーで一撃で粉砕された。

ドラガンゼイド

バンデットがデスフォレスト攻略に投入したラージドロイド。こちらは既存機からの流用ではなく新規に製造されている。4本の脚と巨大な刃が付いた2本のワイヤー状のアーム、モノアイ型のカメラセンサーが特徴。刃の付いたアームを振り回しての斬り付けと胸部のセンターコアから放つレーザーを主な攻撃手段とする。レーザー発射口でもあるセンターコアが弱点。自爆機能も付いており、デスフォレストを跡形もなく消し飛ばすほどの威力を持つ。

サイロンガーダー

ワールドセイバーがロストエリアの防衛に投入したラージドロイドで、ドラガンゼイドの強化発展型。モノアイ型のカメラーセンサーのみだった頭部は刺々しいものなり、カメラセンサーもスリット状のものになっている。刃の付いたアームが4本に増加され、肩には多連装ミサイルが追加されるなど、武装や攻撃パターンがドラガンゼイドよりも強化されている。

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