概要
1975年に発売されたものの、1984年に「グリコ・森永事件」の煽りを受け休止。その後は現在のスティックの形になって販売され、以降は森永製菓の代表作と言える大ベストセラー商品となっている。
バリエーション
スタンダードな1ダース(12個入り)の「スティックタイプ」と、3~4種類の味を一個づつ包装して袋詰めにした「アソートタイプ」が有名。千歳飴のような形状の「一本ハイチュウ」、好きな画像を添付して申し込みをすると、その画像をパッケージにプリントして郵送してくれる「プロフハイチュウ」(※現在はサービス終了)という変わり種も。キャンディー以外にハイチュウの名を冠した製品にはアイスキャンディー型の「ハイチュウアイス」やハイチュウをイメージした乳酸菌飲料の「ハイチュウドリンク」などキャンディーの枠に囚われぬ商品展開をしている。
フレーバー
グレープ・ストロベリー・グリーンアップルなど主にモチーフは果物が代表的だが、炭酸飲料やヨーグルト風味のフレーバーも多い。期間限定品、販売中止された物、地方の売店・土産物屋などで売られてる地域限定商品を含めると130種類以上が存在しているとのこと。
海外展開
やはり、アメリカのメジャーリーグ・レッドソックスで大評判となったのは記憶に新しい。新入りだった田澤純一がチームメイトにハイチュウを差し入れた所、選手や球団関係者のあいだで大好評となりチーム内でハイチュウが大流行する。田澤選手はハイチュウ調達係を任される事になり、買いだめなどするも供給が全く追いつかず、田沢は森永製菓に「安定した供給は出来ないか?」と打診。これがきっかけとなり、森永製菓はレッドソックスの公式スポンサーとなっている。
韓国ではマイチュウと呼ばれる模倣品が登場。ハイチュウよりも安価で販売され、当然、森永製菓の許可もないため、森永製菓側はマイチュウの販売元であるクラウン製菓を相手に訴訟を起こすも「うん、そうだね。『チュウ』ってネーミングしか似てないね。(要約)」という理由で棄却される。ま、韓国ではよくある話である。仕方ないね。