全王(ドラゴンボール)

ぜんおう

ドラゴンボール世界の頂点に君臨する存在。

概要

第1宇宙から第12宇宙まで、全ての宇宙を統べる神の王。

破壊神ビルスと破壊神シャンパすら全王には畏怖と敬意を抱いている。

敬語を用いるのみならず、冷や汗をだらだらと流し全王の言葉一つ一つに体が反応していた。

ビルスとシャンパ、二人が破壊神としての仕事をサボりがちであることを諌め、冗談とはいえ破壊神の除名案を口にするなどその権威が分かる。

声は可愛く外見はあまり威厳を感じないが、その気になれば全ての宇宙を一瞬で滅ぼす事ができるらしい。

孫悟空はその権威を全く理解していなかった為、自ら全王に握手を求めた。

不穏なBGMが流れ、周囲も悟空の行動に凍りついたが、全王は快く握手に応じ再会を約束して去って行った（念の為に解説すると、目上の人物に対して握手を求めるのは社会常識として無礼な行動とされる）。

しかしそうした悟空の行動や言動に対しても「いいのいいの」で流し「面白い人だね」と発言する辺り、懐が広いのか器が大きいのか、あるいは単に緩いだけなのか、ともあれ全王の性格が窺える。