概要
アニメ『蒼穹のファフナー』の続編にあたる劇場アニメ。
本編の前日談にあたる『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』から実に5年ぶりの作品である。
制作はアニメに引き続き『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』や『ブレイク ブレイド』などで有名なXEBECが担当。
本作からファフナー等のメカニックやフェストゥムがCGで描かれるようになり、複雑な形状のファフナーたちはダイナミックなアクションを、フェストゥムは神秘的・金属質な体表を魅せてくれる。
制作陣ももちろん継続している。
脚本には『マルドゥック・スクランブル』や『シュピーゲルシリーズ』などでお馴染みの冲方丁、キャラクターデザインは『スクライド』や『鉄のラインバレル』などでお馴染みの平井久司がそれぞれ担当している。
監督は上記2人が携わった『ヒロイック・エイジ』の監督を務めた鈴木利正。
楽曲は引き続きangelaが担当している。
イメージソングの『FORTUNES』は一騎視点、『理解と破壊へのプレリュード』はフェストゥム(操)視点、そして主題歌の『蒼穹』は総士視点の歌だと思われる。
本作品は2010年12月25日に上映を迎えた。
その内容が欝なのか、はたまたそうではないのかは実際に目で見て確かめてほしい。
ただ、原作を見た人にとって映画は制作陣からの最高のクリスマスプレゼントになると思われる。
DVDやBDは2011年9月21日(一騎の誕生日)に発売予定であり、小説版も検討されている。
2013年にはTV版と共に『スーパーロボット大戦UX』に参戦した。
■ストーリー
西暦2148年、人類に敵対する未知の生命体フェストゥムから世界を救い、竜宮島から連れ出された皆城総士を救出し、人類に味方するフェストゥムのコアを解放を目的とする『蒼穹作戦』が展開した。
作戦は成功したが総士は必ず竜宮島に戻ると一騎に誓って存在を消滅してしまう。
あれから2年後の2150年。
再び楽園となった竜宮島。
平和は守られたはずだった……
しかし盆踊りの夜、一隻の艦が竜宮島へと打ち揚げられる。
中には謎の少年・来主操が眠っていた。
それに続いて島に襲来したのは皆が待ち望んだ総士ではなく黄金の質問者だった。
再びフェストゥムとの戦いが始まる……
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