概要
『河内名所図会』によると源満仲から源義家(八幡太郎義家)へと伝えられ、義家が佩刀としたことが記されている。
現在は源義家の愛用とされる黒韋威胴丸とともに、大阪府羽曳野市にある河内源氏の氏神・壷井八幡宮が所蔵している。
また、昭和10(1935).10.14に国指定重要美術品に指定されている。
逸話
“鬼切丸”と雌雄の御太刀
享和元年(1801年)の『河内名所図会』巻之三 古市郡 壺井八幡宮の項目によると、天光丸は鬼切丸と同鐵であり雌雄の御太刀であるという。
この鬼切丸は童子切安綱もしくは鬼切安綱を指すものと思われる。