図鑑データ
「モミジです。花言葉は「大切な思い出」…。私は花騎士として一番にならなければなりません。そのためならどんなことでもしてみせます。あの日の約束を…あの背中を、思い出にしないために。」
概要
緊急任務「山と紅葉と食いしん坊」で追加された花騎士。リリィウッド所属。斬属性で、レアリティは最高の☆6。
とにかく自らが一番になることを求める花騎士。「団長の言うことは何でも聞く」と言う通り決して我儘なわけではない。詳細は後述。
性能
身の丈ほどもある巨大な剣を軽々と扱うだけあって、かなりの高性能。
進化前アビリティは『自身を含む2人の攻撃力を35%上昇』と効果範囲こそ狭いものの自身の攻撃力が一気に跳ね上がり、全体に2.2倍のダメージを与えるスキル『絶剣・紅炎爆葉刃』によって並の害虫程度なら鎧袖一触に薙ぎ払ってくれる。進化後に習得する『好感度に応じてスキル発動率が最大1.2倍』の効果もあって、結構な頻度でスキルを使ってくれるのもありがたい。
武器
一言でいうなら馬鹿でかいガンブレード。刃には返しがついている。トリガーの辺りに埋め込まれている緑色の石は攻撃時に赤く発光し、刀身を爆発させる。
通常攻撃では剣で突き、敵の胴体に刀身を埋め込んだ状態でトリガーを引いて敵を内部から爆破させるという、なかなかエグい攻撃の仕方をする。
レア移動モーションでは剣の腹に乗って、サーフボードのように空を滑空する。
容姿
髪型は黒のショート。スタイルは良く、背も高い。
露出度の大きい東洋の甲冑を身につけている。風にたなびく緑色のロングマフラーは先端に近づくにつれ赤くなり、先の方は燃えるような赤色になる。
進化前は黒と緑がメインの配色だが、進化後は紅葉をイメージしてか全体が赤くなる。顔つきも勇ましい、好戦的な笑みを浮かべるようになる。
性格
「一番」対する拘りから我儘なイメージがあるが、団長の言うことには愚直なまでに忠実。素の性格は幼子のように純粋で素直。口数も表情の変化も乏しいらしく、「人形のよう」と評されることもある。
一番に拘る理由
彼女の姉は優秀な花騎士だった。そんな姉にモミジは憧れて騎士学校に入り、いつか姉と肩を並べて戦うことを夢見ていた。そんな彼女に、姉は『騎士学校で一番になったらね?』と約束したのだった。
そしてその日は……来なかった。詳細は語られないが、モミジが当時の騎士学校で一番を取る前に参加した大討伐作戦で帰らぬ人となったらしい。
その後モミジは当時の騎士学校で一番の実力を付けたが、その時は既に並べたかった肩も、憧れた背中も、手の届かないところに行ってしまっていた。彼女に残されたのは、『一番になる』という姉との約束だけ……。
そしてモミジは、今は亡き姉と交わした約束を果たす為、それだけの為に、「一番」を目指して剣を振るうのだった。
関連人物
上記の緊急任務で共演。備蓄の芋を盗んだ真犯人がモミジと同じマフラーをしていたという証言から犯人だと疑われる(すぐに疑惑は晴れたが)。
この内、スズランノキからは(モミジは知らないが)彼女のとある同期の花騎士から「妹の面倒を見て欲しい」という頼みごとを受けて面倒を見てもらっている。モミジも姉と似ていないスズランノキに対して、どこか姉の面影を感じている。
一緒にスズランノキに面倒を見てもらっている仲。彼女が裏で危険な遊びをしていることは知らないようだが、薄らと感付いており、心配している。……一番に拘るあまり周りが見えなくなりがちなモミジもどっこいだが。
一番になる為、最強の花騎士である彼女たちに勝負を挑もうとするも、「どちらが最強か、一概に答えることはできない。はっきりした時勝負を受けよう(意訳)」と言われて勝負できなかった。あくまで「一番」に拘るモミジには「両方と戦う」という選択肢はなかったらしい。
この際、彼女は珍しく目に見える程の苛立ちを見せた。二人はそんなモミジのことを心配していた。
偽モミジ
芋を盗んだ真犯人。モミジのソックリさん。
「だから! 似て! ないでしょ!」
……というのは冗談で、モミジと同じ、先端が燃えるようなマフラーを身につけたアリ型害虫(大)。冬に備えての蓄えの為に芋を盗んだが、討伐された。
上記の台詞はアリ型害虫を討伐し、盗まれた芋を取り返して帰還する途中、今度は赤いカマキリ型害虫(大)に芋を奪われた際にユーカリが発した
『あの燃えるような色は、まさか……』
『第二の偽モミジさん……!?』
という台詞に対する、モミジ渾身のツッコミ。