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舟を編むの編集履歴

2016-06-08 14:26:46 バージョン

舟を編む

ふねをあむ

三浦しをんによる日本の小説。2013年、石井裕也監督、松田龍平主演で映画化された。2016年10月にノイタミナにてアニメ化予定。

君は、「右」という言葉を説明できるかい?

解説

天才的言語センスを持つがコミュニケーション能力ゼロの出版社員が、個性的な仲間たちと共に辞書の編纂に奮闘する姿を描いた作品。

女性ファッション雑誌『CLASSY.』に2009年11月号から2011年7月号にかけて連載され、2011年9月16日に光文社より単行本が刊行された。2012年、本屋大賞を受賞。

雑誌連載時の挿絵や単行本の装画、文庫のカバー装画は、雲田はるこが担当した。

タイトルには「辞書は言葉の海を渡る舟であり、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味が込められている。


2013年、石井裕也監督、松田龍平宮崎あおい主演で映画化され、日本の映画賞では第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ6部門の最優秀賞、第68回毎日映画コンクール日本映画大賞、第38回報知映画賞作品賞、第26回日刊スポーツ映画大賞作品賞などを受賞。このほかスタッフ・キャストも多くの個人賞を得た。


2016年10月より、フジテレビ「ノイタミナ」枠にてアニメ版が放送予定。


物語

出版社・『玄武書房』では新たに中型国語辞典『大渡海』を刊行する計画が進められていた。

天才的な言語能力を持ちながら対人コミュニケーション能力がほぼゼロである変わり者の営業部員・馬締光也は営業部から持て余されていたが、定年を間近に控えて後継者を探していた辞書編集部のベテラン編集者・荒木公平に引き抜かれ、辞書編集部に異動することになる。

社内で「金食い虫」と呼ばれる辞書編集部であったが、馬締は同僚の西岡らを始めとする仲間たちの助けを得ながら、言葉への強い執着心と持ち前の粘り強さを生かして辞書編集者として才能を発揮してゆく。


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