久宇舞弥
ひさうまいや
久宇舞弥とは、『Fate/Zero』の登場人物。
「……だめだよ。ないたら……」
「やっと、戻りましたね。昔のあなたの顔に」
概要
衛宮切嗣の助手であり、魔術の弟子である女性。感情を表に出さず淡々と作業をこなす。
使用武器は切嗣と同じくキャリコM950とステアーAUG。使い魔を使役する魔術も体得している。
人物
貧国の出身。幼少から兵士として訓練を受け、昼は戦い、夜は兵士による輪姦を受け、子取り上げられるという凄絶な日々を過ごす中で人間性を失った。その後戦場で切嗣と出会い拾われ、以後「衛宮切嗣」という戦闘機械を完成させるパーツとして働いてきた。
出生も本名も既に覚えておらず、「久宇舞弥」という名前も切嗣が最初に造った偽造パスポートに使ったもの。
内実はとても幼く純粋無垢で、共に戦う同じ陣営に献身を尽くす。その一途さが切嗣やアイリ、セイバーの信頼を勝ち得た。アイリの護衛任務中にバーサーカーの襲撃に遭い、駆けつけた切嗣の腕の中で息を引き取る。
実は甘いものが大好きで、オフの時はケーキバイキングに入り浸っている。
また、切嗣とは愛人関係（といっても、愛情や性欲からではなく、切嗣のアイリを「聖杯の器」として最終的に生贄にする「妻への裏切り行為」の予行演習として）であったという裏設定が存在する。
そのことを知らずアニメから見始めた視聴者は3話での切嗣とのキスシーンで大混乱したとか。