概要
おもちゃのポケモンを自由に操作するゲーム。
基本的にはステージで敵ポケモンをなぎ倒してボスを倒してクリアというシンプルなもの。
倒したポケモンはもちろん、ゲットもできる。
また、あいことば入力で特別なポケモンを入手できる。
バトルロイヤルがあるのも特徴で、敵を倒す途中でボスが乱入するのも見所。
通り名を持つポケモンもいて、特別な効果を持っている。
据置版では友達との協力プレイを楽しむのも特徴的。
乱戦!ポケモンスクランブル
Wiiウェア専用ソフトでシリーズ第1作目。
通信でおもちゃのポケモン同士を交換をする唯一の作品。
手持ちのポケモンとの組み合わせて別れるとチケットがもらえる。
スーパーポケモンスクランブル
ニンテンドー3DS専用ソフトでシリーズ第2作目。
初のパッケージソフトでもありポケモン初の3DS専用ソフトでもある。
今作でのすれちがい通信では、相手の対戦用データを交換したり、勝負を挑んだりする。
ポケモンスクランブルU
WiiU専用のダウンロードソフトでシリーズ第3作目。
ストーリーではカプセルが川に落ちて流されたポケモン達がショップに戻るために旅をするというもの。
今回はNFCフィギュアに対応しており、ゲームパッドにかざすと操作でき、育てることもできる。
みんなのポケモンスクランブル
ニンテンドー3DS専用ソフトでシリーズ第4作目。
ダウンロード版は基本無料であり、後にパッケージ版も販売される。
今回は重要なアイテムの一つ、ポケダイヤがあり、気球やアイテムの購入ができる。
基本的にゲーム内容は同じだが、ダウンロード版とパッケージ版には違いがある。
- 課金要素の有無(ダウンロード版はありだが、パッケージ版にはない)
- ポケダイヤ3000個の入手方法(パッケージ版ではチュートリアル終了後に1000個ずつ入手)
- ポケダイヤ堀り機、気球VIPカード、見切りVIPカードの入手方法(ダウンロード版はポケダイヤ3000個まとめて購入するともらえ、パッケージ版では特定の条件を満たすと順番にもらえる)
また、パッケージ版のデータをダウンロード版に移植できない。
ストーリーはプレイヤーが王国の悩みを解決するものとなっている。
チャレンジモードではストーリーの流れを追及したものになっている。
今回はチケットの概念がなく、ポケモンと別れてもポケダイヤではなくPというコインを置いていくようになった。
今回はすれ違い通信でMiiが遊びに来て、そのMiiを助けるとサポートしてもらえるようになる。
また、プロフィールの編集やコメントの設定も可能。
- あいさつ
- 助けを求めるセリフ
- 倒された時のセリフ
- 助けられた時のセリフ
問題点
ただでさえ楽しいポケモンスクランブルだが、中にはあえて楽しめなくする事に熱意を注ぐひねくれ者もいる。普通のプレイヤーは彼らによってしばしば非常に不快な思いをさせられている。
特に問題点なのが、みんなのポケモンスクランブルの上述の通りのMiiのコメントである。
挨拶文で「消えろ」や助けを求めるセリフで「助けたら殺す」、助けられた時に「死ね」、倒された時に「殺してやるううう!!」などと煽ったり、特定の人物への暴言、下ネタ、理解できてしまうと頭を抱えるようなスラングの類を設定したりと、どこかの悪質プレイヤーを彷彿とさせるプレイヤーも健在である。
コメントでそうした行為に及ぶプレイヤーは減少傾向にあったのだが、ここで発散しているという事なのだろうか・・・
さらに、サポートするどころかゲットの妨害も否定できないので、ボスポケモンゲットのチャンスを逃すことに繋がる可能性もある。
まぁ、サポートがキズぐすりで体力満タンであれば体力が減らない限り何もサポートはされないのだが・・・。
これらの原因は、ひとえにWi-Fiやすれちがい中継所というお互い顔が見えない空間を介しているという事に尽きるだろう。決して治安が良いとは言えないネット社会は、子供用ゲームのおまけ的要素であってもこうした悪質行為を蔓延させるのである。
そんな劣悪環境でのポケダイヤ集めは、予想以上に手を焼く事になると覚悟しておいてほしい。弱みにつけ込んで助けを求めるセリフで「助けたら100個ポケダイヤ渡せます!」で実際に救助すると助けられた時のセリフで「渡せるかこのカスが!」や「あなたがもらうポケダイヤは-100個です。」という詐欺行為をする輩まで存在している。
だが安心して欲しい、冒険者の削除も可能であるため、不快な思いをさせるMiiの削除をして受信拒否すれば今後一切受信が出来なくなるだろう。(ただし、受信拒否するには冒険者の削除を行わなければならない。)
たかが遊び、されど遊び。プレイヤーには今一度ネチケットというものを考えてもらいたい。