概要
英語名であるJuneはローマ神話のユピテル(英語でジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られた。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれる。
日本におけるジューンブライド
日本におけるジューンブライドの発祥は1960年ごろに遡る。そもそもが高温多湿な環境であり、式場内の空調設備も今ほど整っていなかったため、湿気の漂うこの時期にはなかなか結婚式を挙げるカップルは集まらなかった。そのため、ホテルオークラ(東京)元副社長の橋本保雄氏がジューンブライドの伝承を宣伝に利用しようと提案した結果、それが日本においても一般的な言葉として浸透したのが始まりだという。
フィクションにおけるジューンブライド
「ひだまりスケッチ」では、ゆのが名前絡みで結婚の女神扱いされた。
「らき☆すた」では、従姉の小早川ゆいが結婚した件で、泉こなたは「ヘラって嫉妬深いイメージある」と発言して台無しにしている。