概要
元ブラギの僧だが、教団を追われ各地を放浪。その後レヴィンと知り合い、その活動に共鳴する。彼の指示によりレンスター王子リーフの行方を捜し軍師となる。外様故かリーフに時折きつい台詞を浴びせ、10章でもロングアーチ(シューター)の対処について、肝心の上策を教えてくれない。「騎士道精神」には批判的であり、またリーフの父キュアンを含めた旧レンスター王国のトラキアに対する対応も、「トラキアの貧しい国情を知ろうともせず、また互いに分かり合い歩みろうともしなかった」と批難している。
もうひとりの軍師ドリアスとは方針の違いからしばしば対立するが、最後は彼に後を託されることになる。