人物
ヒロイン・西宮硝子の母親。本名不明。そのため、ここでは便宜上「硝子の母」で扱う。
硝子を生んで聴覚障害であることが発覚すると、夫とその両親に一方的な言いがかりをつけられ離婚された。それを前後して結絃を妊娠し、母・いとに支えられて病院勤務をしながら苦労の日々を送る。そのため、娘たちには、傍から見たらわからずやだと思われるような行動が目立つが、それは娘たちを思っての愛情の裏返しであった。
補聴器を幾度となく壊した上、いじめを繰り返していた石田将也のことも当然憎んでいたが、ある騒動を経て彼の献身的な行動を見るうちに少しづつ認めていくようになる。最終的には、互いの利害が一致したことで将也の母とママ友になった。