CV 三瓶由布子
概要
翔真とは、『境界のRINNE』のキャラクター。
元々裕福な家に生まれたが、あまりそこから連想される品の良さというものが彼にはない。しばしば彼の気質の荒さや横暴さ、金持ちならではの金銭感覚に一同は閉口させられる。
りんねの家で彼の貧乏生活に付き合わされて以来、りんねを「貧乏人」よばわりするなど見下した暴言や反抗的な態度が多くみられる。
黒洲という黒猫と契約しており、死神という役割をサポートするというより、お世話係に近く、黒洲との関係はかなり事務的で、見ようによっては半ば敵対関係にあるようにもとれる。(ただし、明言はされていないので注意。そもそも黒洲はこどもが苦手)
※以下、ネタバレ注意
翔真の初恋?(ネタバレ)
そんな翔真が、よりにもよって苺(六道乙女)に恋をしてしまった
学校で出された宿題が中型動物の霊だったため翔真は必要以上に大きいカバ霊の捕獲に乗り出すが失敗続きで苦戦する。りんねの母親の乙女が転生した姿である苺が金銭目当て(悪い言い方をすれば翔真は苺に手助けの金銭をボッたくられ思いっきりカモられている。しかも苺の本来の目的はりんねに小遣いを渡して援助する事=「母として我が子を助ける」という個人的大義の元の行動なので、そこに良心の呵責などはカケラも無い)とはいえ手助け(?)をし、無駄に経費はかけたものの翔真はカバ霊を霊道へ誘導することに成功する。
後日、翔真はりんね経由でお礼といういう建前で苺に熊のぬいぐるみをプレゼントするという形で好意を示す。極めつけには真宮桜のセリフによりその事実が確定されており、そこには客観的な判断を付け加えることで完全なものにしたとする作者の意図があるようにも見える。
(『境界のRINNE』第326話。2016年5月11日に発売されたサンデーに掲載)