アンドロイド山田は、心やさしきアンドロイド。今日も困っている誰かを助けるのだ。
概要
CV:掛川裕彦(ナレーション、ちなみに山田自身は喋ることが出来ない)
「妖怪ウォッチ」に登場する妖怪。
緑色のアーマーと死んだ魚のような目と鼻毛が特徴の顔という、なんとも貧相な見た目を持つアンドロイドの妖怪。
見た目がほぼロボットの為、「妖怪…?」と感じる人も多いと思われる。
彼が何かをしでかせば、悲しいギターの音が鳴り響くという。
必殺技も『へそビーム』と、ネーミングセンスもまた貧相(ヘソを英語にすればまだカッコよかったが・・・)。
このビームは弾速が非常に遅いものの、当たった相手は山田と同じアンドロイドと化してしまう。しかし、そのあまりにも遅い弾速に加え、何かに命中しない限り、照射を中断することも不可能なようで、狙ったものに当たることはなく、それどころか思いもよらぬ犠牲者を出してしまう。
のみならず、アンドロイド化した犠牲者は例外なく逃亡してしまい、交友を深めることもできない。悲惨である。
そんな彼、実はダリスと共に第2回妖怪コンテストの大賞に輝いた妖怪であり、リアル日ノ神に好かれちゃったらしい。またレベルファイブ公式生放送にて他の社員の意見を無視して採用したとリアル日野神が語ったほど(リアル日野神に)好かれている。
また彼は新たな種族「ハグレ族」である。
アニメ版
アンドロイドを研究していた山田博士・・・彼は実験に失敗し、大爆発を起こしてしまう!そこで命を落とした山田博士であったが・・・運命のいたずらか、彼はなんとほどよく色々と入り混じった感じで蘇ったのである!
125話にて彼の単独シリーズが登場。彼はアンドロイドの実験に失敗して命を落とし、アンドロイド山田として復活した。
心優しい性格の山田は、この力を街の人々の為に使おうと奮闘するのだが、要領の悪さとアンドロイドゆえの動きのスローさ、機能の低さ(マニピュレーターに指がないので物を掴めない、泳げず海に沈むなど)ゆえに失敗ばかり。
失敗しては、死んだ魚のような目で落ちこむという哀愁漂うキャラクターぶりを視聴者に見せつけてくれる。
彼は放送初期にあった単独シリーズのじんめん犬ポジションなのだろうか?
生前の彼の家族は多い(息子が3人もいる。髪型で区別していることから複数子の可能性あり)。
山田がアンドロイドの研究に金をつぎ込み財産を使い果たしたせいで狭いアパート暮らし・特売品で食事を賄う、おかずが少ないなど貧乏暮らしを強いられるようになり、長女と母親である山田の妻との仲は険悪化、さらに長女は不良予備軍になっている。
山田自身は今でも家族を想っているのだが、家族は山田が妖怪になった事を知らず、新しい生活を生きるのに必死で、山田のことは比較的好意的な息子でさえ「今の苦しい生活の元凶」だと思っている。
やはり報われない。
毎回、へそビームの狙いを外してしまい、無関係の人間(それも「田中」や「鈴木」など、自身と同様にありきたりな名字の人間)をアンドロイドにしてしまうのが、お約束となっている。今日もどこかでアンドロイドを量産していることだろう。しかも、へそビームによって誕生したアンドロイドの方が逃げ足が速い、手がドリルになっているなど高性能だったりするので、なおさら立つ瀬がない。
さらに彼等からは例外なく嫌われており、出会っても無視される間柄である。
悲惨である。
この様な内容から、主な視聴者である子供の印象はとても気分のいい物ではないと思われる。
上記の悲惨な内容的に、この作品を彷彿とさせる。
関連タグ
妖怪ウォッチ ハグレ族 アンドロイド ロボット アンドロイド山田の娘
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