概要
映画『シン・ゴジラ』に登場する熱線の俗称。
映画の中盤、東京に侵入したゴジラの予想進行ルートに官邸が入っていることが発覚したため、総理大臣の大河内清次を始めとした内閣首脳陣やゴジラ対策チームは官邸からの避難を余儀なくされた。
しかし木更津から飛んできたヘリコプターに大河内首相達が乗り込み、いざヘリが飛び立った瞬間、ゴジラが吐き出した放射火炎がヘリを直撃。その結果ヘリは爆散し、大河内首相、東竜太官房長官、花森麗子防衛大臣といった大河内内閣の首脳陣は全員死亡してしまった。これが日本国憲法第70条の「内閣総理大臣が欠けた時」の条件に合致する事からこの俗称が生まれることとなった。
その後は里美祐介農林水産大臣が政治の空白を埋めるために臨時の首相に任命された。
余談
ただし、実際に大河内内閣が総辞職となるのはこの後初めての国会召集が行われた時である。